2014年12月22日月曜日
クリスマス
とても寒い夜です。
孫のお兄ちゃんが、大事そうに封筒を抱えて下りてきました。
寒そうに後ろからついてきた弟、
小さな手にカットしたセロテープを持っています。
「ヒロちゃん、こっちに貼って」
玄関に飾ってあった小さなツリー
「サンタさんへ」って書かれた手紙がぶら下がっています。
サンタさんにプレゼントをお願いした手紙です。
なんて書いてあるのでしょう。
誰もあけて見れません。
今年もあっという間に過ぎました。
たくさんの願いがありました。
たくさんの思いがありました。
「サンタさんへ」
思いをいっぱい詰め込んで
伝えていける幸せを
ただかみ締めているのです。
2014年12月15日月曜日
ノーベル賞
12月11日、テレビのニュースで
ストックホルムで開かれたノーベル物理学賞の授賞式の模様が放送されていました。
多くの人達が見守る中、青色LEDを開発実用化した日本人三名の方が紹介されていました。
その時に司会をされていた女性の方の言葉、
「おそらくこの三名の方は、1000回以上の失敗を繰り返された事でしょう」
毎日毎日同じことが繰り返されていく工場
毎日毎日がチャレンジの連続です。
これでもか、これでもか、
今日よりも明日を目指し、さらにさらにより高みを目指します。
そのチャレンジは1000回も2000回も一万回も超えているかもしれません。
でもそこにはノーベル賞はありません。
あるのは会社の業績
今この一歩が、この瞬間が
明日の会社を支えているのです。
2014年12月8日月曜日
ドラえもん
「どこでもいけるよ、タケコブター」
土曜日の夜
孫達とドラえもんのカルタで遊びました。
おばあちゃんが読む言葉に反応して、絵のカルタを探します。
マルの中に大きく書かれた「ど」の文字
先に見つけたのは弟です。
「れいてんの答案用紙は、土の中」
またまた、弟です。
並んだカルタの端から端まで、一生懸命探しているお兄ちゃん。
弟に負けてなるものか、あっちやこっちに視点が動いています。
でもお兄ちゃんが探している間に、弟がまた見つけてしまいます。
ついにお兄ちゃんは、ふてくされてしまいました。
よく見ると弟の取ったカルタは、自分の前にあるものばかりです。
小さな体で見ていたのは、目の前だけでした。
何もかもでは有りません。
範囲を狭めると、的中率が上がります。
そこにあるのは考え方?
「なるほど」
幼い子供の知恵に感動です。
2014年12月1日月曜日
桶職
日曜日の午後のNHKテレビ
心の時代~宗教・人生~をみました。
朗読されていたのは内村鑑三の詩でした。
三浦半島を散歩されていた時、一人の桶職人が無心に桶を作っておられた。
その姿は鑑三の心を大きく揺さぶった、解説者の人がそんなお話をされていました。
桶職(をけしよく)
我は唯(ただ)桶を作る事を知る、
其他(そのほか)の事を知らない、
政治を知らない宗教を知らない、
唯善き桶を作る事を知る。
我は我(わが)桶を売らんとて外に行かない、
人は我桶を買わんとて我許(もと)に来る、
我は人の我に就いて知らんことを求めない
我は唯家にありて強き善き桶を作る。
月は満ちて又欠ける、
歳は去りて又来たる、
世は変り行くも我は変らない、
我は家に在りて善き桶を作る。
我は政治の故を以て人と争はない、
我宗教を人に強ひんと為ない、
我は唯善き桶を作りて、
独り立(たち)て甚だ安泰(やすらか)である。
(ネットより引用しました)
月曜日の朝
雨上がりのお日様は
工場の奥深くまでさしこんでいます。
ただ黙々と働く、人達です。
心の時代~宗教・人生~をみました。
朗読されていたのは内村鑑三の詩でした。
三浦半島を散歩されていた時、一人の桶職人が無心に桶を作っておられた。
その姿は鑑三の心を大きく揺さぶった、解説者の人がそんなお話をされていました。
桶職(をけしよく)
我は唯(ただ)桶を作る事を知る、
其他(そのほか)の事を知らない、
政治を知らない宗教を知らない、
唯善き桶を作る事を知る。
我は我(わが)桶を売らんとて外に行かない、
人は我桶を買わんとて我許(もと)に来る、
我は人の我に就いて知らんことを求めない
我は唯家にありて強き善き桶を作る。
月は満ちて又欠ける、
歳は去りて又来たる、
世は変り行くも我は変らない、
我は家に在りて善き桶を作る。
我は政治の故を以て人と争はない、
我宗教を人に強ひんと為ない、
我は唯善き桶を作りて、
独り立(たち)て甚だ安泰(やすらか)である。
(ネットより引用しました)
月曜日の朝
雨上がりのお日様は
工場の奥深くまでさしこんでいます。
ただ黙々と働く、人達です。
2014年11月25日火曜日
マッサン
毎日、ビデオでまで撮って見ているのは、NHKの朝ドラ
国産ウイスキー作りに生涯をかけたニッカウヰスキーの創業者、
竹鶴政孝 「マッサン」の物語です。
22日の朝、道に迷ったマッサンにお父さんは伝えます。
「逃げるな」
「行き詰ったら、汗をかけ」
不透明な時代、皆が迷いの中にいるのかもしれない
でも、ただ考えているだけでは明日は見えてこない
机の上では見えなかった事が、汗の中にある
そんな現代へのメッセージなのでしょうか。
もろ味を醗酵させる酒作り、かいで混ぜて空気を含ませます。
酵母のぷつぷつと醗酵する音を聞きます。
ミシンの音、アイロンの音、生地の擦る音
製品が生きている証です。
生きている製品達、今日もやさしく包むようにたたみます。
毎日、毎日が、今の積み重ねです。
2014年11月10日月曜日
処方箋
「買い物に寄るからちょっと待っててくれ」
92歳になる父を連れて病院からの帰り道、近くのスーパーに寄りました。
背筋を伸ばし、買い物籠をもって歩く姿はとても九十歳を過ぎているとは思えません。
おまけに混雑している駐車場で、車の誘導までしてくれるのです。
久しぶりにお茶を飲みながら
自分の体は自分がよくわかっているよ と 父。
お腹が痛いとお腹にびわの葉を貼っているのだそうです。
お腹がドボンドボンしてきたら、足の裏に彼岸花の芋を摩り下ろして貼ります。
するとあくる日はお腹の腫れはとれているのです。
上手に病気と同居しながら16年が過ぎようとしています。
病院に行った今日も、これから畑仕事です。
彼岸花の芋には、毒があると聞きます。
びわの葉も、食べれるものではありません。
「でも毒も使い方で薬になるんだよ」
父が育ったのは、山奥の小さな集落
厳しい自然と向き合いながら
長年書きとめた農業日記があるそうです。
厳しい自然を味方にした処方箋です。
2014年11月4日火曜日
ブロック
「おばあちゃん、遊ぼー」
保育所から早めに帰った子供達
お昼ごはんの後かたずけをしていた手を止めて
孫達とブロックごっこです。
「ここは海の基地よ。」 と、お兄ちゃん
「大きな潜水艦がやってきたんよ」。いくつもブロックを重ねた力作です。
「ロボット飛行機です。お花も咲いているよ」。乗り物が大好きな弟です。
二人の会話はつながりません。
それぞれ思い思いの事をしゃべっているのです。
「じゃあ、おばあちゃんは町を作るね。車も走っているよ。」
三人三様の独り舞台、でもどこかで繋がっているのです。
いいえ、四人でした。
おじいちゃんは大声を上げて、大好きなゴルフの観戦です。
気がつくと、お兄ちゃんはおじいちゃんの膝元で眠っていました。
弟は一人芝居に夢中です。
おばあちゃんは、後片付けの続きをはじめました。
そして、おじいちゃんは相変わらず大声で観戦中です。
三人いれば、三通りの答えが
四人いれば四通りの答えが、でもどれが正解かは誰もわかりません。
でもお互いの思いを主張しあった時、そこにあるのは繋がりです。
繋がりは、より高みを目指して登っていくのです
2014年10月27日月曜日
最中
秋晴れの週末、爽やかな秋風に誘われて紅葉を見に行きたくなりました。
でも、運転手さんは不在、今日は絶好のゴルフ日和です。
台所の掃除をしながら、つけっぱなしにしていたテレビから
聞きなれた言葉が入ってきます。
「安芸太田町に、紅葉を見にいこう、」
番組は中国放送、「あっぱれ熟年フアイターズ」、紹介されていたのは、安芸高田郡太田町。
三段峡の豊かな自然と一緒に紹介されていたのは、創業明治43年のお饅頭やさん。
白い鮎の形をした最中が人気だそうです。
アナウンサーさんが、店主に尋ねました。
「大将は、一日もお店を休まれた事がないそうですね。」
「はい、饅頭作りが私の生きる道ですから」
幼い子供達が走り回っているその時も、
背中のランドセルが大きく見えたその時も、側にミシンがありました。
白いタキシードが、まぶしく見えたその時も、
白いドレスが、かすんで見えたその時も、側にミシンがありました。
長年、洋服の始まりを見つめ続けてきたその目は
今、洋服の出来上がりを見届けているのです。
この道しか知らない私です。
2014年10月20日月曜日
お魚屋さん
「お魚屋さんに修行に行きなさい。」
毎朝聞いている松下幸之助語録です。
在庫を抱えた販売部署の責任者に、幸之助は伝えます。
魚は今日売れ残ると、あくる日は半値になってしまう。
今日仕入れたものは、今日売らなくてはいけない。
「魚屋は今日売れるという見通しをちゃんと立てて仕入れているで、
その仕入れのコツを勉強してきなさい」
追いかけっこの生産と販売
バブル崩壊後、長年景気の低迷が続きました。
生産が勝っているときは、在庫をいかに落とすか
無駄な在庫を積まないよう長年、販売を生産が追いかけていたのです。
でも、販売が勝ったときは如何したらよいのでしょう。
生産を販売が追いかけるのでしょうか。
「見通しをちゃんと立ててるで、」
変化の激しい時代
うっかりするとオールは流されてしまいます。
見えない岩が川底を覆っているかもしれません。
「見通しをちゃんと立ててるで、」
より高度な分析力と考え方が必要になってくるのでしょうか。
2014年10月15日水曜日
マル虫
「おばあちゃん、虫さんを捕まえに行こう」
懐中電灯をもって二階から下りてきた孫達。
庭で鳴いているこおろぎを捕まえたいのです。
お兄ちゃんは小さなバッタを捕まえました。
弟は草の根元に隠れているマル虫を捕まえたようです。
手に持ったマル虫、そのまま玄関を上がって行きます。
「ヒロちゃん、だめよ。マル虫さんは土の上が大好きなのよ。
それに、お友達がいないと寂しいよ。」
「じゃーひろちゃん、」
お兄ちゃんの次の言葉を期待していたおばあちゃん、
「もう一匹 捕まえてこよう。」
そうか、そっちに行ったか
「だってほら、いっぱいの足をバタバタさせてねんねしているよ」
仲間をまっているよ、って言う意味でしょうか、意味のわからない弟の反論です。
明日の朝、まあるく固まって動かなくなったマル虫を見て、お兄ちゃんはなんて言うでしょう。
「ヒロちゃん、今度は土も一緒に入れとこう」
おばあちゃんの情報の中から仮説を立て実行した幼子達
そして、結果起きてきた事実から新たな仮説を立てるでしょう。
新たな発想は、沢山の情報の中から生まれます。
でも答えはひとつではありません。
二人いれば二つの答えが、
でも結果を検証し、検討し、積み重ねた仮説は、やがて経験となり哲学になります。
横に広げた答えは、どこまでも広がるばかりです。
2014年10月6日月曜日
思い
赤信号で 何気なく見つめた公園に、若い男の人が一生懸命お話しています。
向き合って、一生懸命頷いているのは、赤ちゃんを抱っこした若いお母さん。
二人は御夫婦のようです。
そこには口から出る言葉はありません。
お父さんは、両手を上下に動かしたり、指を折り曲げたり、大口を開けたり、
パクパクさせたり体中で思いを伝えておられます。
若いお母さんは、じっと見つめながらお話を聞いておられます。
体中でお話を受け止めておられる、そんな風に見えました。
「僕が先に持っていたよ。」
「だってこれは僕の車だもん。父さんにお誕生日に買ってもらったもん。」
泣きながら車の取り合いっこがはじまりました。
いつもなら、お兄ちゃんに譲る弟、でも今日はついに弟の思いが爆発しました。
投げたおもちゃが、お兄ちゃんに当ってしまったのです。
「お兄ちゃんのおもちゃ欲しかったんだね。」 「うん」
「でも、投げたりしてはいけないよ、お兄ちゃんに謝ろう」 「いやっ」
抱っこされて泣きじゃくる弟、それでも一歩も譲りません。
「広ちゃんが投げた。おばあちゃんの意地悪。」
こちらも一歩も譲りません。
体中で思いをぶつけてきます。
弟を抱っこして、お兄ちゃんの背中を撫ぜながら、三人しばらく沈黙が続きました。
「バスですよ、乗ってください。」 車を両手で押しながら小さな声のお兄ちゃん、
「ちびちゃんが、乗るよ。」 涙目の大きな声の弟です。
あの時の、あの言葉はあれで良かったのかしら、
あの時の、あの時の、過去への思いは反省ばかりです。
2014年9月29日月曜日
行列の出来るお店
毎朝の情報提供、
「知っとこ、で紹介されていた日本一行列の出来るスーパーマーケットランキングで
福山市のエブリィが二位で紹介されていました。
エブリィは一日のうち魚の売り場だけでも、三回変わるのだそうです。
朝は、鮮魚中心、お昼前には切り身に、そして三時過ぎると刺身やおすしに変わる。
同じ主婦の方でも、朝こられるお客様には鮮度を、お昼前のお客様には便利さを、
そして夕方お勤め帰りのお客様には、さっと食卓に並べられる手軽さを売られているのです。」
昨朝の担当は、「なるほど、」
いつもジーと耳を傾けて聞きいってしまう古参の社員さんのお話でした。
夕方いつものように慌しく近くのスーパーに買い物に行きました。
今日は日曜日、いつもと違ってご夫婦連れ、子供さんやお孫さん、
そんな家族連れの方が目にとまります。
いつもの惣菜より多くのお刺身やおすしが並んでいます。
どこのスーパーもエブリィと同じように、お客様の目線に合わせて品揃えされているのでしょうか。
でも何故、エブリィは行列の出来るお店なのでしょう。
街には多くの人があふれています。
店を訪れる多くのお客様は、何を思いどんな行動をされるのか。
一人ひとりの動きは複雑です。
でもどんなお客様も必ず持っておられるのが情報です。
動きそのものが情報です。答えではありません。
お店は沢山のお客様の情報の中から、どんな答えを導き出すのでしょう。
その答えが、エブリィの集客力につながっているのかもしれません。
2014年9月22日月曜日
パン屋さん
久しぶりに行ったパン屋さん
小さな町の、小さなパン屋さんです。
でも、人気のパン屋さん
テレビで紹介されてから、ますます朝はごった返していました。
「この置き台は、動線を妨げて邪魔になるね。」
新築されたパン屋さん、娘と会話したのは何年前だったでしょう。
動線の外周りに、三段になったパンの置き台がコの字に、
さらに真ん中に大きな平台が置いてあります。
平台は、手をしっかり伸ばさないと真ん中のパンは取りづらい、
引き返して取ろうとすると、後から入ってきたお客様にぶつかります。
出来立てのパンを運ぶ店員さんとぶつかります。
やがて真ん中の平台は、少し低くなりました。
横に向き直さないと取れなかった野菜ジュースは、向きを変えなくても大丈夫に。
新作のパンと一緒に、少しづつ、すこしづつ、配置が変わって行きました。
そして今朝、久々のパン屋さん
三段の置き台は、二段に、
頭を上げたり下げたりしなくてよくなりました。
お店と工房を仕切っていたガラス窓は取り外されオープンに、
小さなお店が広く感じられるだけではありません。
「おいしいメロンパン、焼きあがりました」
オープンカウンターの上に焼きたてのパンが並びます。
新作のパンと一緒に、きっとこれからも小さな工夫が並ぶのでしょう。
「ウフ、」 なぜだか笑顔がこぼれます。
2014年9月14日日曜日
土曜日
会社がお休みの土曜日、
髪を染めながら、学生時代の思い出を語ってくれるのは美容師になった姪っ子です。
パーマを掛ける為に、両手で小さなカラーを巻いていきます。
髪が均等に巻きつき緩まないように、両手でしっかり巻いていきます。
巻き終えたカラー、ゴムを取るために片手を離します。
離した右手を補おうと左手に力が入ります。
すると、
「今までしっかり巻かれていた髪がズルッと緩んでしまうんよ」。
片方の手を離しても、そのまま力が均等に保てれば、髪は緩まないのだそうです。
早朝、誰もいない教室の隅で必死で特訓した技術は、母となっても健在です。
バブルの最盛期、増産しても増産しても注文に間に合いません。
工場を増やし、人員を増やし、鳴りっぱなしの電話のベルに必死で対応してきました。
戦略を持たない在庫は、やがて工場閉鎖を余儀なくされました。
余剰人員を生みました。
常に安定を願いながら、
追いかけっこの製販は、大きな山、小さな谷を繰り返しながら四十年の歴史を刻みます。
失敗、失敗の連続の中、いっぱい苦しんでいっぱい悩んで
それでも見つめた明日の事を、そっと話したいと思うのです。
2014年9月8日月曜日
分析
「プライドを傷つけてしまうのでは、黙っていよう」
でも、言い放しは無責任、
「大切なのは、どれだけその人の思いに立てるか
必死でその事を考えていたら、きっと思いは伝わるよ。」
尊敬する人からの、アドバイスでした。
毎朝の朝礼で聞いている松下幸之助語録、
今朝のテープは、全盛時代の松下電器
「何時まで松下の躍進は続くと思われますか」
メイン銀行の質問に
「それはわからない、お客様がそれは決めてくださる」
お客様のニーズを探り提案出来なくなった時、松下の衰退が始まる。
それは、逆に常にお客様のニーズにあった商品開発を願った幸之助氏の
言葉だったと思うのです。
営業マンのいないリミット
カタログが営業マンの代わりです。
必死で探ったカタログ作り、
でもカタログを支えるのは、一点一点の商品です。
なぜ売れたのか、売れなかったのか、
商品分析は、明日のお客様を支えます。
2014年9月1日月曜日
肥料
やっと見えた青空の下、久々に畑にいきました。
畑は、どれが野菜か草かわからないぐらい一面緑色です。
「おはようございます。今日は早くから来られたのですね」
声を掛けてくださったのは、お隣の畑を作っておられるおばあちゃんです。
「雨が沢山降って、草が茂ってしまいました」
「お宅はよく肥をされているので、草もよく伸びるでしょう」
おいしい野菜を作りたい、元気な野菜を作りたい
「飯を、やらんといけん」
そんな主人の声を、何回も聞いた気がします。
野菜にと思って撒いた肥料は、草にもしっかりきいていたのです。
言いかけた言葉を、何度も飲み込みました。
でも、言わないと伝わらない、気がつかない
小さなほころびは、大きなほころびに繋がっています。
小さな工場、何処まで行っても「これでよし」、ということはありません。
躊躇した言葉を撒いてみよう。
「おいしい野菜を作りたい、元気な野菜を作りたい。」
撒いた肥料は、きっと隅々まで届くはず。
2014年8月25日月曜日
チーム力
八月十九日の読売新聞に、載っていたのは新幹線の半世紀、
さらに、「奇跡の七分間」清掃、早業海外からも注目、の題字が
紹介されていたのは「超特急」並みと絶賛される社内清掃のスピードです。
ピンク色の制服に身を包んだ清掃員達が、座席のごみを取り 窓やテーブルを拭いて
座席のカバーを取り替える、この間の作業が東北新幹線ではわずか7分以内なのだそうです。
ネットで検索した「奇跡の7分間」
そこに紹介されていたのは、JR東日本テクノハート TESSI テッセイ
テッセイではこの作業を新幹線劇場とよんでいるそうです。
その作業の正確さと、すばやさは、まさに劇場と呼ぶにふさわしい
更に、こんなコメントも載っていました。
ただ、車両を綺麗にするだけではない。清掃の遅れは新幹線の遅れにつながる
われわれにはダイヤを守るという義務もある。
7分は420秒、秒単位での行動が
過密したダイヤを正確に支えているのでしょうか。
新聞に掲載された写真には真剣な表情の二人の姿が写っています。
おそろいのユニホーム
そこにみえたのは、チーム力と誇りです。
2014年8月18日月曜日
お盆休み
雨続きのお盆休み
孫たちと、親戚でもらったスゴロクをして遊びました。
僕はピカチュー、主役のキャラクターを選んだのは次男です。
「じやー僕はこれ」 長男は紫色の亀を選びました。
一番は、じゃんけんで勝ったお兄ちゃんからです。
とんでもない所でサイコロを振ろうとする次男をなだめながら、やっとゲームが始まりました。
ここに止まったら一回お休みだって、
「いち、にー、さん、」 お休みのコマをとばして三個進もうとするお兄ちゃんです。
「ズルしてはだめよ。」「ちがうよ。」
「たっちゃん、ゲームはね、皆でルールを守ってしないと楽しくないよ。
ルールを守ろうね」 「はい」。
創業は、従業員数名の小さな縫製工場でした。
ただ、時間から時間まで必死でミシンを踏みました。
就業規則も経営理念も無い小さな工場です。まだ会社とも言えません。
あったのは先輩からの厳しい一言。
「お喋りすると、手が止まってるよ」
「製品が汚れるよ、掃除は丁寧にしなさい」
いやいや先輩の注意を聞いていました。
やがて、工場の壁に張り出されたのは、「次工程はお客様」
仕事とは、経営とは、必死で学んでおられたのは会長でした。
小さい子供用のゲームです。
「ここに来たら一個進むよ、ここは一個戻るね」
もう一度説明してゲームを始めました。
「ひろちゃん、ちがうよ」
お兄ちゃんについにパンチをされて、なきながらゲームは終わりました。
「また、明日しようね。」
きっと、明日は今日より成長した二人に会えるはず。
2014年8月11日月曜日
笑顔
カンブリア宮殿で紹介されていたのは、コインパーキング 「タイムズ」
その最大の武器は、自社で開発した「トニック」というシステムだそうです。
現場に行かないと、稼動しているかどうかがわからない。
故障は、お客様の苦情の電話で始めてわかる。
売り上げも、集金してみないとわからない。
危機感を持った二代目社長が提案したのが、自社開発したオンラインシステム「トニック」
全国の駐車場と本社を、オンラインで結びリアルタイムで管理する
画面に映し出されたのは、指定した駐車場の様子です。
稼働状況、売り上げの推移もわかる。
利益20億の会社に40億の投資は会社が傾きかねない投資
でもその投資が現在の「タイムズ」をささえているのです。
「いい駐車場を作ると、人が集まって街が出来る」
創業者の理念が紹介されていました。
そこに見えたのは、車社会ではありません。
人が移動する、移動の手段が車だっただけ、
見つめておられたのは、人だったのでは。
「すべての働く女性のために」
創業者の思いは単なるユニホームではありません。
働く女性の笑顔へと繫がっているのです。
2014年8月4日月曜日
凡人
「出来ません」
言ったとたんに、全ての流れが止まってしまいました。
「これはトップ命令、やれる方法を見つけなさい」
会長の厳しい一言、
いつの間にか忘れていた言葉でした。
そこに在ったのは長年の経験、
でもその経験が邪魔していたのです。
一人で無理が行くなら、二人でやればよい
コストがかかるならやり方を変えればよい
凡人は単純なことを複雑に考える。
偉人は複雑なことを単純に考える。
頭の上に石を乗せて
「出来ません」の一言は、明日を止めてしまいました。
若い頭は、夢を追いかけているのです。
2014年7月28日月曜日
亀
朝のラッシュを避けて、通勤の近道
脇に何か塊が見えました。
速度を緩めて見えたのは、亀の甲羅です。
亀は左右に行列を作らせて、土手から川土手まで
ゆっくり歩いてわたっています。
長年温めてきた夢がありました。
それは、何時切っても、何処で切っても、金太郎飴のように
毎日コツコツと流れていく工場です。
行き先は整然と整理された商品管理センター。
繁忙期も閑散期もありません。
向き合っているのは、自分自身
戦っているのは自分への挑戦
溜まったほこりは、澱みを膿みます。
でも、澱みを取り去った後の工場は、さらさらと流れていくのです。
左右に広がっていた行列が動き始めました。
ゆっくりゆっくり、亀は土手まで渡りきったのです。
2014年7月15日火曜日
隙間
月曜日の朝、社内ネットの掲示板に新聞の切抜きが載っていました。
見出しは「海外にも負けないコストで」
紹介されていたのは、福山市の「アーバンナワチ」という会社でした。
モンスラは実用品、品質の安定と生産性がカギになる
しかも素材は伸縮性が大きくその取り扱いが難しいと、縄稚社長。
そこには独自のノウハウや研究の成果が紹介されていました。
何処の生産現場も、日々コストと、品質の戦いです。
忙しく動く人達、ひっきりなしに動いているミシン、ボイラー、キャムの音
一見全ての機械がたえず動いているように見えます。
でも、よく見てみると機械より人の動きに目がとまります。
ミシンの左右に置かれたそれぞれのパーツ、
手で取り、縫い位置を合わせ、針の下まで持って行きます。
そこで初めてミシンは動き始めるのです。
「アーバンナワチ」ではこの無駄な工程を省くため、
裁断後すぐに左右のパーツを重ねておくそうです。
工場には縫製だけではありません、さまざまな工程が集まって一つの製品が出来上がります。
何処に何をおくのか、どのように整理するのか、空いている手をどう動かすのか
機械が動いていない隙間の時間。
リミットは男物が台頭する作業ユニホーム業界の中で、
隙間商品 女性ものをターゲットにしました。
工場も、販売もこの隙間をいかに埋めていけるか
一人ひとりの力が試されているのです。
2014年7月7日月曜日
波紋
毎朝、朝礼で聞いている訓話のテープ
「問題の無い会社は、無い
どんな会社にも問題がある、むしろ問題の無い会社は無い。
問題を解決していく時、そこに働き甲斐が見つかる」
先週は、そんな内容のテープでした。
古参の社員さん、
問題が先にあるのではない。
課題があるから、問題が見えてくる。
その問題を取り組んだ時、次の課題が見えてくる。
整然と並んだ商品、磨かれた床
倉庫の中は、一目瞭然、一目で商品の流れがわかります。
次の課題が見えてきます。
「波の無い池に大きな石を投げるのが、私の役目。」と、会長
ひとつ課題をクリアしたと思ったら、次の石が投げ込まれます。
波紋は、大きく大きく広がっていきます。
共に広がる波紋を追いかけた仲間は
今、自ら石をなげようとしているのです。
2014年6月30日月曜日
薬味
日経新聞、六月の「私の履歴書」は
アサヒグループホールディングス相談役の、福地茂雄さんでした。
淡々と語られた企業活動の中で、新設された名古屋支店販売2課長に命じられた時のお話。
「君はどういう考えを持って、部下に接するのか」と、本田博名古屋支店長。
「自分に出来ないことを部下に求めるのは卑怯です。自分に出来ることはしっかりやらせます」
「君は管理職としては落第だな、それだと君のコピーばかり出来てしまう。」
夏物繁忙期を過ぎ、それでも追いかけている受注残は、多品種小ロットではありません。
過去に例の無い多品種極小ロットです。
それでも、採算、品質、納期、どれも絶対条件、何一つ外す事は出来ません。
長男夫婦から、記念日のお祝いに豆腐料理の専門店、「梅の花」に招待されました。
移転して一年、木立の間にたたずむお店は、淑やかで上品なたたずまいを見せています。
「おからサラダ、温み豆腐、豆腐シュウマイ、田楽、ゆば」、
庶民の台所をあずかっている豆腐はさらに工夫され、
添えられた薬味と一緒に、その姿を高級食材へと変身させていたのです。
多品種小ロットへの取り組みは、今始まったわけではありません。
過去何年来の大きな課題です。
それでも、挫折の積み重ねは、新たな薬味を生み出しているのです。
2014年6月24日火曜日
ルーズウェルトゲーム
「 誰よりも会社の事をよく知っている、よくわかっている
ただ、それだけの事です。」
少し漫画ぽいドラマだな、と思いながらも毎回感動で涙してしまうドラマ
NHKの「ルーズウェルトゲーム」が、最終回を迎えました。
社長と反対意見の専務は、創業当時から会長を支えてきた古参のやり手です。
古参の専務が、社長と思いを同じくした時 しみじみ語った言葉です。
明日という日が無いかも知れない、それでも今日のお客様に答えるために
必死で働いた日々は、思いを重ねた会長の夢がありました。
ただ夢中で追いかけた明日は、いつの間にか40年の歴史を刻みました。
誰よりも会社の事をよく知っている、よくわかっている
ただ、それだけの事。
主人と二人、暑さをしのいで夕暮れの畑は穏やかです。
2014年6月16日月曜日
目標
久々にやってきた娘と、晩御飯を一緒に作りました。
食事の後お喋りしている娘に、、
「早く帰って家のかたずけをしなくてもいいの」
「うん、だって朝全部済ませて来たもん」
末っ子の次女は、私に似てかたずけ音痴です。
でもどうした事でしょう。
そういえば先日たずねたアパート、いつもと様子が違っていました。
「何か変えた?」 思わず尋ねた私です。
「実はね一大決心、終わる時間を決めて家事を済ませるようにしたの。
最初はしんどかったけど、今では自分の時間がいっぱい出来たよ」
思い出しました、小学校の夏休みの一日の予定表
朝六時起床、六時半ラジオ体操
七時、朝ごはん、八時、勉強
一日も守れる日はなかったけど、目標時間を決めていました。
忙しい繁忙期、納期は目標時間でした。
閑散期の目標は、どうするのでしょう。
朝、五時半に起きて
六時、お弁当作り、六時半朝食
今朝から、目標時間への挑戦が始まりました。
2014年6月9日月曜日
コートジボワール
いつもより早出の車の中
放送されていたのは、「日本全国、八時です」。
今朝のゲストは、サッカー解説で有名なセルジオ越後さん だそうです。
サーカー音痴の私です。
セルジオ越後さん、ワールドカップを目前にして注目の人なのでしょうか。
初回対戦する「コートジボワール」と「日本」の違いをお話されていました。
コートジボワールは、サーカーはとてもポピュラー
それは、だれでも、何処でも、いつでも
でも、日本は
だれが、何処が、いつが
生産部門は一日一日が勝負です。
日々感じる小さな問題点、
問題意識がポピュラーな会社は
だれでも、どこでも、いつでも、
たえず自分と向き合っているのです。
2014年6月2日月曜日
きゅうり
きゅうりの苗の下に敷いてあるのは何なのでしょう。
お隣の畑はいつも整然としています。
土の間に緑の野菜たちがさくっと立っているのです。
皆、同じように肩を並べサクッとたっているのです。
我が家の畑は、今日はきれいです。
でも、一週間後緑色していた野菜は黄色く変化しているのです。
あっという間に草畑です。
お隣の畑を耕しておられるのは80歳をすぎたご婦人です。
今日も黙々と何かされています。
「きゅうりの下に敷いておられるのは何ですか」
「ほうれん草が大きくなり過ぎたので刈って敷いてみたんですよ。
下敷きは、夏日の跳ね返りを防ぎ、水分を蓄えておくことが出来ると
農協でもらったプリントに書いてあったんですよ。」
何年も野菜作りをされているベテランさんです。
「素人ですから、毎年、毎年一年生なんですよ。」
謙虚な姿勢が、新しい明日を作っているのです。
残業の続く毎日
連呼していたのは「忙しい」の合言葉
でも今朝の工場は違います。
金曜日の会議、どんな声かけがあったのでしょう。
連呼しているのは、アイロンのスチーム音とミシンの音
工場の忙しさに違いはありません。
一生懸命な、すがすがしい空気が伝わってくるのです。
2014年5月26日月曜日
追肥
「ジャガイモに追肥をしなくては、」
毎日うわ言のようにつぶやいていた主人。
今日は、真昼の太陽を避けて夕方からジャガイモに追肥をやりました。
土よせも済ませた頃には、当たりは薄闇に包まれています。
「念願の追肥がやっと終わった」
疲れた体と裏腹に、心は満足感でいっぱいです。
あくる朝、何気なく見ていたネットのジャガイモの追肥
「二回目の土寄せの時には追肥はしません。」
収穫期に肥料が残っていると水気のあるおいしくないジャガイモになります。
肥料が切れた状態で迎えた収穫期は、葉から光合成されたでんぷんがイモに集まって
おいしいジャガイモが出来るです。
えー
何年畑作りをしているのでしょう。
何回この時期を迎えたのでしょう。
今まで何を学んだのでしょう。
過去の経験は何処にいったのでしょう。
昨夜から降り始めた雨
きっと追肥は雨と一緒に土の中に浸透して行った事でしょう。
2014年5月19日月曜日
カープ
「何で引っ張るんじゃー
軽く当てればいいんだよ。プロなんだから
そしたら打ちたい方に玉は飛んでいくんじゃ_」
幼いころからビィビィ、ガーガー、感度の悪いラジオに耳を当てて
勝てないチームを応援していた主人は、大のカープフアンです。
野球が始まると我が家は、監督、コーチ、総出で観戦です。
「ここでよう点を取らんようじゃあ今日は負けじゃ」
主人の言ったとおりに試合は進んでいくのです。
何で主人でもわかることが選手の人にはわからないん
「そりゃ、ホームランを打とうとするけーじゃー、大振になって周りが見えなくなるんじゃ。
しっかり腕を引いて軽く当てれば玉は飛んでいく、周りもしっかり見えている。」
さらに、5月17日の読売新聞に載っていた菊池選手のコメント
打席で心がけるのは
「あてに行くのではなく、バッドのヘッドを走らせること」
主人いわく、走らせることでスピードが出るのだそうです。パンチ力がつくのです。
五月、
年、年、繁忙期は短く集中してきています。この時期をいかに効率よくお客様に喜んでもらえるか、
「ヒーローになろうとすると周りが見えなくなる」
「しっかり腕を引いて、バッドのヘッドを走らせる事」
リミットチームの手腕が試されているのです。
毎年、なかなか上位に入れないカープ。でも、今年は首位を走っているのです。
2014年5月12日月曜日
連休明け
何をしたら良いのだろう、何をすればよいのだろう
仕事に誇りがもてない、
あてがわれている、させられている。
そんな彼らが変わったのは
忙しさ
ぐずぐずしている暇はない。自分で考える以外に、道がなかった。
行動する以外 道はなかった。
心に障害を抱えた人たちが、働くレストラン
今では、予約待ちの人気のレストランに。
床の隅々まで雑巾がけされたトイレ、
洗濯された真っ白なナフキン、小さな皺もアイロンは逃しません。
数分の狂いもなく、きちっとかけられたテーブルクロス、
磨き上げられたグラス。
その日のお客様によって、テーブルの位置もかわります。
ここが僕らのひのき舞台、お客様に喜んでほしいから
今日も一人ひとり、自分の仕事に磨きがかかります。
連休のこどもの日
お掃除の合間に見つめたテレビ番組は、
「ハートネットテレビ 僕らの夢のレストラン」
納期の迫った商品群
連休明けの明日は、さらに忙しさに拍車がかかります。
明日の一日が
どうか、いつもの一日になれますように。
2014年4月28日月曜日
草取り
四月に入って雨マークの多かった日曜日
今日は久しぶりの晴れマークです。
午後から出かけた畑には
夏の日差しの太陽が照り付けます。
葉っぱを広げたジャガイモと一緒に、草もしっかり根を下ろしています。
「どうしたら、早くきれいに草取りができるかしら」
何をするのもお仕事モードです。
ゴルフ日和の主人、西に太陽が傾きかけたころやってきました。
こんなに丁寧に抜かなくてもいいんだよ
どうせまた土かけをするんだから、根っこは残っても関係ないよ。
「・・・・」
朝、台所仕事をしているおばあちゃんの傍で長男君が一人で遊んでいました。
立体につながった道路をいくつも重ねて、大掛かりな高速道路が次々出来上がっています。
「おばあちゃん!」二階から呼んでいるのは次男君です。
降りてきた次男君、大きな目を輝かせて
「うわーお兄ちゃんが、一人で組み立てたんかー」
今まで聞いたことのない大人言葉です。
お兄ちゃんはとても満足そう、二人はまた夢中で遊び始めました。
素直な感動
素直な言葉
いつの間にか忘れて大人になりました。
2014年4月21日月曜日
春
金曜日の読売新聞
悩んでおられる方の「人生案内」
その日は70歳の母親の方でした。
40歳代の二人の子供さんに距離を感じる、
一生懸命正しいことを伝えてきた自分の何処がいけなかったのか
先生の答えの最後に、こんな言葉が添えてありました。
親子の関係に終わりはありません。
ただ、子供を思うことと、思い通りにしようとすることは違いますね。
小さな会社、小さな工場
でもこんな工場にしたい、こんな現場にしたい
ずーと夢見ていた形がありました。
目覚めると「こんな取り組みをしてみよう」
寝るときも「明日はこうしてみよう」
寝ているときさえ夢に出てきます。
でも仕事は一人ではできません。
思い通りに動いてほしい
「夢」は押し付けに変わっていたのかもしれません。
雨上がりの月曜日
おおていた雨雲の隙間から、太陽がのぞいています。
春の息吹をいっぱいふくんだ光です。
2014年4月14日月曜日
宿坊
霧の中、宿坊の朝は凛とした空気が張り詰めています。
土で造られたお堂の中は、体の芯まで冷え込んできます。
会長の名代で訪れた 高野山、別格本山「總持院」
早朝、唱和されるお経はお腹から頭へと伝わってきます。
手を合わせ、目をつむると多くの人が山を登っていました。
ただ黙々と登っておられます。
辛さでもなく、苦しさでもなく、ただ黙々と
みんな同じように、ただ黙々と登られていました。
先達は、黒い袈裟を纏った僧侶、弘法大師様でしょうか。
ただ黙々とみんな同じように、下を向き登っておられるのです。
子供の事、孫のこと、若い修行僧の事、
これから先どのように育てていけばよいだろう、
どのように育ってくれるだろう。
思うのは自分を基準にしたまだ経験したことのない先のこと、
でも自分に、自分と同じように、思いをかけてくださったご先祖様を思う日がどれだけあるでしょう。
どれだけ多くのご先祖様が、自分に思いをかけてくださったでしょう。
辛い修行で逃げ出した時、兄弟子の厳しい声は優しさだったと今わかるのです。
ご住職は自分の思いを、説法に代えてお話してくださいます。
昨夜の小僧さん、ふすまを閉める音に、辛さが伝わってきます。
2014年4月7日月曜日
明日
人は何かしら感じることがある。
それは肉体で考えるのとは違っている。
苦しみの中にハッと気がつくことがある。
それは、はるか遠い過去から繋がっている、気が感じるのです。
感じた気を素直に受けて実行する時、新しい未来が開けてくる。
こんなお話を聞かせてくださったのは、出雲大社分社の宮司さんでした。
一人ひとり一生懸命の命です。
「スポーツ伝説、光と影」で紹介されていたサーカーの天才少年だったセレッソ大阪の柿谷選手
二軍に落ちて屈辱の中でみえたのは、サッカーはチームで戦うもの
人はどこに向かって行こうとしているのでしょう。
時代は自分に何を求めているのでしょう。
そして、自分は何を取り組もうとしているのでしょう。
明日はどんな自分を求めているのでしょう、。
苦しんで悩んで行き先が見えなくなったとき
ふと聞こえるのは、神様の声でしょうか。
それは、自分につながるご先祖様の声。
はるか遠い過去から受け継がれた命の声。
私につながる命の声なのです。
2014年3月31日月曜日
細胞
3月30日、日経新聞の一面をいつものように読み聞かせする主人
「高級イチゴ翌朝に香港」 「えっ」
食器を洗う水道の音でよく聞こえません。
えーとね、香港郊外のフルーツ店でこの冬、イチゴ「紅ほっぺ」が飛ぶように売れた。
産地は徳島県鳴門市だそうです。
午前中に収穫すれば空輸で翌朝には香港に届く、「国内生産となんら変わらない」、
活用したのはヤマト運輸が手がける「国際クール宅急便」。
小口の荷物を一個から集配する宅配便が誕生したのは1976年、
「小さな荷物を何度も運ぶより大口の荷物を一度に運ぶ方が得だ」という
大量消費時代の常識に挑んだのはヤマト運輸の小倉昌男社長。
そして今、ヤマト運輸は、生産者とアジアの消費者をつなごうとしてるのです。
自宅を改造した事務所と工場の間の通路には、袋に入った小さな荷物がいっぱい並びました。
工場は男性社員の中に女性の社員はわずかです。女性用のユニホーム、注文の数も少量です。
ケースで出荷が当たり前の時代、邪魔物に思われた袋詰めされた小さな荷物。
小さいからケースの隙間にも入るし、助手席にだって積める、
こんなにおいしい荷物はないよ、会長の言葉に当時の運送業者さんは納得。
専用の袋を作ってもらって、小包便が誕生したのは1980年頃でした。
「細胞は嘘をつかない」
昨夜のNHKスペシャル、「人体ミクロの大冒険」で進行役を務められていたIPS研究で有名な
山中伸弥さんの言葉です。
細胞は経験したことを学習して強くなっていくのだそうです。
映像で見たのは視覚、聴覚、触覚で鍛えられた神経が、太く強くなってる事実でした。
同じものを見ても受け取る姿勢は様々です。
「細胞は嘘をつかない。」
明日の自分を作るのは、今の自分でしかないのです。
2014年3月24日月曜日
希望
トヨタ自動車の創業者、「豊田喜一郎」をモデルにしたドラマ「リーダーズ」を見ました。
「車は輸入すればよい」、融資を否定し続けた日銀総裁は最後の決断の時、
「なぜ君は、世界の主流である大型車ではなく小型車にこだわるのか」
「それは、小型車が狭い日本の国土にあっているからです」
「なぜ君は、国産車にこだわるのか」
「それは、自動車産業がこれからの日本を豊かにするからです」
「なぜ君は、これだけ反対されているのに困難な道を選ぶのか」
「それは、誰でもが出来ない道だからです」
油が染み込んだ両手。
資源のない日本、そんな日本が世界で勝負するには、技術しかない、技術で勝負する、
いつも油もぶれで戦った技術屋の手でした。
日本を豊かにしたい、車産業が日本を救う、創業者の夢に社員は希望を託したのです。
「同じ道があるなら、苦しい道を選ぶ」
創業時代から会長が守り続けた信念です。
「日本一の女子作業服」、毎朝朝礼で唱和した言葉、
社員は会長の夢に夢を重ねました。
土曜日の夜、さわやかな吹奏楽の演奏会に招待状をもらいました。
白いシャツ、黒いパンツ、若いコンドル達は、タクトに合わせてその表情を変えていきます。
青春の真っ只中、未来へ羽ばたくその音は、調和の中に個性をみつめていました。
想像される厳しいレッスン
でも、子供たちがみつめるタクトの先に見えたのは、「希望」という名の光でした。
2014年3月17日月曜日
ヘリコブター
「お婆ちゃん、なぜ怒りんぼしていないのに地震がおこるん。」
3月10日、震災の日の前日、テレビで3年前の東日本大震災の様子が放映されていました。
晩御飯の仕度をしているお母さんの側で、孫たちはテレビに見入っていたのです。
「それはね、土の下の、もっと下の下に火山があってね、それが爆発をおこすんよ」
正しいのかどうかわからない答えを、脅えた表情の二人に伝えました。
「そして、お家が壊れるんよね」
「津波がやってくるんよね」
「おもちゃも壊れるんよね」、二歳の弟も一生懸命話します。
「ガスが爆発するんよね、火事になるんよね」。
「この前、みんなで学校に避難訓練したよね、消防車に乗せてもらったでしょ、
お水も、とばしたでしょう、皆で助け合って逃げるんよ。だから大丈夫よ」
あんな答えでよかったのかなー。
真剣な表情の二人に、もっときちんと向かい合って話してやらないといけない事があったのでは、
寝ていても、心が落ち着きません
NHK特集ドラマ 「生きたい、たすけたい」
いつもなら、辛い悲しい番組はチャンネルを回してしまいます。
その夜、こみ上げる涙をぬぐいながら、救援のヘリコブターを見つめました。
小さな命を守るために一生懸命戦った先生と子供たちがいたことを
極限の中で、恐怖と戦い励ましあった人たちがいたことを、
国を超え、命を支えあった人たちがいたことを、
そして、生きたい、たすけたい思いが奇跡を起したことを
現実から目をそらさないで、
一人ひとり、一生懸命の命を伝えたい。
2014年3月10日月曜日
自転車
五才の誕生日のお祝いに、孫と自転車を買いに行きました。
以前から下見に行っていたおじいちゃんは、朝から上機嫌です。
最初に行った自転車屋さん、子供の物なら何でも揃う大きなお店です。
こいのぼり、離乳食、子供服、おもちゃ、さらにその奥の壁際に自転車が並んでいました。
どの自転車がどんな機能があるのでしょう、
通路には自転車に乗って体験している子もいます。
でも、店員さんは居られないようです。
孫のお気に入りも見つかりました。でも、このまま購入するには少し不安です。
「もう一軒、見に行ってみようね。」
眠たそうな末っ子を抱いて、次の自転車やさんに行ってみました。
大きな建物の中には、いろいろな種類の自転車がいっぱい並んでいます。
早速店員さんが、好みを聞いて孫を乗せてくださいました。
その間にも、新学期を前に子供をつれたご両親が次々に入ってこられます。
お客様がいっぱい、店員の方が説明してくださる。
なんだかもう、私の中では「安心」という一文字が大きく膨らんでいきました。
価格も同じぐらいです。
ひょっとしたら、どちらの自転車を選んでも大きな差はなかったかもしれません。
違っていたのは、「安心」 という一文字だったのです。
2014年3月3日月曜日
だるまさん
「切り捨ててばかりの人生だったよ。」
久々に見舞った口元からこぼれるのは苦しんだ人生のお話
経営するとは、社員の人生を預かることになる
そんな厳しい姿勢が、会社を守る姿勢が
厳しさへとつながりました。
その厳しさは人へではありません。
自分自身への厳しさでした。
はるか彼方に目指すところがあったから
見据える彼方があったから、必死な人生だったのです。
受け継がれた信念は
明日への歴史を刻んでいます。
人は、何処まで上っていくのでしょうか。
まだまだ、まだまだ、
新たな課題を見つけて、まだまだ、上り続けていくのでしょうか。
まだまだ、探し続けていくのでしょうか。
真新しい箪笥の上には、黒色のだるまさんが静かに座っていました。
2014年2月24日月曜日
カタログ
18日、2014年リミットカタログの発送祭が行われました。
巻頭を飾ったのは、かつて考えても見なかった新商品たちです。
ローズ、ライム、ラベンダー、
初めて聞く色名です。
メーカーのリミットは備蓄産業です。
在庫はどのように持つのでしょう
販売は、戦略は、そして生産は、
今日は日曜日、テレビでは終日ソチ五輪の名シーンが報道されています。
中でも世界の人々を感動させたのは、ショートプログラムでの失敗を振り切って
すばらしい演技をみせたフイギュアスケートの浅田真央選手でした。
司会者の人は、苦しんだ真央ちゃんのオリンピックまでの道のりを解説されていました。
人知れず戦ってきた自分への挑戦は、最後の最後に花開きました。
バブル崩壊以後、誰もが萎縮してしまいました。
デフレが加速する中で、人々は何を見つめ何と戦ってきたのでしょう。
降り積もった雪の中、押しつぶれそうになる心を暖めたのは何だったのでしょう。
技術を磨き、ノウハウを高め、自分を磨き、
来たるべき時をジーと待っていたのは土の中のチューリップだけではありません。
「自分の好きなものを作りなさい。
お客様第一号になるんだよ。
ターゲットは商品が作ってくれる。」
ピラミット型に積まれたカタログの中央で、やさしくおなかを見つめる女性
赤ちゃんを抱いたお母さんは、最高の笑顔です。
祝詞が流れる中、30年前のあの日を思い出していました。
2014年2月17日月曜日
靴
トントントン
もう眠ったのかなと思った遅い時間
二階から降りてくる小さなやさしい足音が聞こえました。
翌朝、いつものようにあわただしく出かけた玄関に
名前を書いた真新しい靴が、きちんとそろえて置いてありました。
昨日、おじいちゃんに買ってもらった新しい靴です。
トントン、
そーと階下を気遣った足音はどんな明日を想像したのでしょう。
新しい靴を履いて
大好きな縄跳びを、いっぱい飛ぼうと思ったでしょうか。
お友達と鬼ごっこをしようと思ったでしょうか。
大きな口を開けて
靴は、ご主人様が降りてくるのを今か今かと待っているのです。
今日は、今年初めての会議です。
新しい組織、新しい取り組みがスタートしました。
明日に向かって
若い力は何を考え、何を取り組もうとしているのでしょう。
トントントン
希望に満ちた足音に、そーと聞き耳立ててる私です。
2014年2月10日月曜日
遊具
日曜日、孫たちと近くのデパートに遊びに行きました。
遊具メーカーがオーナーの有料の遊具施設です。
敷き詰められたマットは暖かくて小川や野原、によっこりキノコにウサギさん
まるでおとぎ話の絵本のようです。
でも、もうすぐ5歳になるお兄ちゃん、しばらくすると飽きてきました。
歓声が上がったのはその後でした。
初対面のお友達とお互いのプールに、ボールの入れあいっこが始まったのです。
二歳の弟も効果音付の直球で挑みますが、プールまで届きません。
「いらっしゃいませ、いらっしゃいませ。ピザはいりませんか。」
「おばあちゃんがお客様ね。」
小さなお家は、小窓や滑り台、時計台もセットになっています。
想像力は広がりあっという間に二時間が過ぎました。
押し付けた解決策はなかなか前に進みません。
問題と捉えるのか、問題とは思えないのか
意識の違いは次のステップを踏みません。
与えられた遊具、すぐに飽きるだろうと思ったのはおばあちゃんです。
遊び方を創造したのは幼い子供たち。
押し付けは解決策ではないのかもしれない。
待ってみよう、明日という日を。
2014年2月3日月曜日
おしくら饅頭
「どうしたらいいだろう、」
責任者の皆に声をかけてみました。
出てきた答えは一人ひとり違っていました。
でも、前に向かって進みたい、思いは皆同じです。
日曜日朝のテレビ、チャンネルを切り替えるのにたまたま見かけた番組
社長さんを始め社員全員でおしくら饅頭をしていました。
力が強すぎて弾き飛ばされる人、倒れる人
はじめは上手くいきません。
でも何回かしているうちにだんだんバランスが取れてきました。
ナレーションは語ります。
「相手の力を、相手の心を知ろうとする心が動いたのです。
やがてそれぞれの心が一点に向かっていった時、
バランスの取れた押し競饅頭が出来ていきました。」
おらがおらが、自分が自分が
突っ張った心は強すぎて回りを弾き飛ばしてしまいます。
でも、受け入れる心、相手の思いを知ろうとする心は
バランスの取れた強いチームを作るのです。
おしくら饅頭
押し合いながら、もまれながら、
前に前にと進むのです。
2014年1月27日月曜日
休む力
効率を上げるには、能率を上げるには、
朝から頭の中が混乱しています。
能率を上げるのは個人
効率を上げるのはチームワーク。
工場の中、熟練の人もいれば、初心者に近い人もいます。
スピードの速い人、遅い人、丁寧な人、雑な人
個人個人レベルは一様ではありません。
そんな頭が混乱している日曜日
たまたま見かけた週休3日を実現した企業のお話
急成長をとげた会社は、残業、残業で社長の机の上には毎日退社届けが、
「何とかしたい」
社長が実行されたのは、「残業しない」の命題、さらに週休3日の実現
見える化の取り組みの中で、見えてきたのは一人二役、
一人で二つの業務をこなします。
休むために、考えて時間を作る
休む力は、やる気にとつながります。
効率化への取り組みは、やがて残業0、週休3日を実現したのです。
効率、能率、一人二役、休む力
益々混乱してしまった私です。
わかったのは、取り組まなければ前に進まない。
2014年1月20日月曜日
講演会
「鉄道の旅」で有名な関口知宏さんの講演を聞きました。
冒頭のお話
「畳ってすごい」 寝転がってころころ転がれる、座れる
こんな癒される場所って外国にはない。
炭酸や、塩が入っていない自然の水がただで飲める
こんな国って他にない。
旅を通して中国の子供たちと日本の子供たちの交流、
積極的に自己主張したのは中国の子供たち
安心、安全の中で育った日本の子供たち、自己主張がない。
日本には自然も含めて、外国にある全てのものがある。
今、世界は安心安全でない国が大半
そして日本もこれからそんな時代がやってくる
チャンスと危機が同時にやってくる。
これからの時代を担っていく子供たちに何を伝えていくのか
私たち日本人は、どう日本人なのか。
それは無意識にしている事を自覚するところから始まる。
日本人は主体性がないといわれる、でも相手を敬い尊重する
世界の中で、主張しあう人たちを敬い、まとめ、上手にリードできるのは日本人だ。
グローバルな人材が必要と叫ばれている。
グローバルな人材とは英語が話せる、外国語が話せる、そんな事ではない。
グローバルな人材
それは、一人一人違っていること。
自分が長年取り組んでいることに価値を見出す、その価値を見直す。
その価値に人々は感動する。
外国に行って一番感じたこと
それは日本ってすばらしい、
そしてそんなすばらしい日本人の自分って何?
2014年1月14日火曜日
言葉
成人式へと続いた連休の最後の日
朝から孫達と本を見ながらお菓子作りに挑戦しました。
何とか形が出来あっがた蒸しカステラは、本の写真とは別物です。
おまけに中心は、まだとろとろの状態です。
仕方がないので中心を取り除きました。
「おばあちゃんが、いけないんじゃー」
ついに長男君が怒りだしてしまいました。
「それなら食べなくていいよ」
とばっちりは弟にまでとんでいきました。
遊んでいる弟のおもちゃまで取って怒り出してしまったのです。
おばあちゃんは思い出したのです。
鸚鵡返しの言葉の大切さを書いてあった子育ての本
「だって小さくなって、ひろ君と半分こ出来ないもん」
「そうか、小さくなっていやだったんだ」
「大きいのが欲しかったんだ」
何度かの同じ言葉の繰り返しの中
「次は上手に作るからね」
「うん」
弟と仲良く半分にして食べてる姿は穏やかです。
同じ言葉を問い返す鸚鵡返しは、自分の気持ちをわかってもらえた
安心感へとつながるのだそうです。
今日は、週初めの会議の日
出す言葉の重たさをかみ締めながら
まだまだ頑張って行きたいと思うのです。
2014年1月5日日曜日
新年互例会
平成26年が明けました。
今年は事のほか穏やかなお天気が続きます。
一月五日、恒例の吉備津神社に全員でお参りをしました。
そして、新年互例会、昨年を振り返りながら社長の挨拶が始まりました。
通信販売のリミットはいつも受身です。
受身のリミットが、プッシュ型の営業にどのようにして勝って行くのか
そこには、知恵が、能力が、工夫が問われます。
メーカーだからこそできる事があります。
個人個人のやる気が部門を変えていく
個人個人のやる気が会社を変えていく
やる気が、チャレンジが、そして、個人個人のレベルアップが明日のリミットを作る
どんなに時代が変ってもそこに働く人がいる限りユニホームは存在するのです。
後進国に追いかけられるユニホームではなく、一歩先を行くユニホーム
40年の歩みの中で培ったノウハウが、新たにチャレンジした10年の実績が
これからのリミットを変えて行くのです。
一月一日の出雲大社はかつて見た事もないほどの大勢の参拝の人で賑わっていました。
60年に一度の遷宮の年、
それは、新しく生まれ変わる、再生されるの意味があるそうです。
リミットも新しく生まれ変わる、再生するスタートをきるのです。
やる気が、チャレンジが、そして、個人個人のレベルアップが明日のリミットを作るのです。
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