五才の誕生日のお祝いに、孫と自転車を買いに行きました。
以前から下見に行っていたおじいちゃんは、朝から上機嫌です。
最初に行った自転車屋さん、子供の物なら何でも揃う大きなお店です。
こいのぼり、離乳食、子供服、おもちゃ、さらにその奥の壁際に自転車が並んでいました。
どの自転車がどんな機能があるのでしょう、
通路には自転車に乗って体験している子もいます。
でも、店員さんは居られないようです。
孫のお気に入りも見つかりました。でも、このまま購入するには少し不安です。
「もう一軒、見に行ってみようね。」
眠たそうな末っ子を抱いて、次の自転車やさんに行ってみました。
大きな建物の中には、いろいろな種類の自転車がいっぱい並んでいます。
早速店員さんが、好みを聞いて孫を乗せてくださいました。
その間にも、新学期を前に子供をつれたご両親が次々に入ってこられます。
お客様がいっぱい、店員の方が説明してくださる。
なんだかもう、私の中では「安心」という一文字が大きく膨らんでいきました。
価格も同じぐらいです。
ひょっとしたら、どちらの自転車を選んでも大きな差はなかったかもしれません。
違っていたのは、「安心」 という一文字だったのです。
0 件のコメント:
コメントを投稿