月曜日の朝、社内ネットの掲示板に新聞の切抜きが載っていました。
見出しは「海外にも負けないコストで」
紹介されていたのは、福山市の「アーバンナワチ」という会社でした。
モンスラは実用品、品質の安定と生産性がカギになる
しかも素材は伸縮性が大きくその取り扱いが難しいと、縄稚社長。
そこには独自のノウハウや研究の成果が紹介されていました。
何処の生産現場も、日々コストと、品質の戦いです。
忙しく動く人達、ひっきりなしに動いているミシン、ボイラー、キャムの音
一見全ての機械がたえず動いているように見えます。
でも、よく見てみると機械より人の動きに目がとまります。
ミシンの左右に置かれたそれぞれのパーツ、
手で取り、縫い位置を合わせ、針の下まで持って行きます。
そこで初めてミシンは動き始めるのです。
「アーバンナワチ」ではこの無駄な工程を省くため、
裁断後すぐに左右のパーツを重ねておくそうです。
工場には縫製だけではありません、さまざまな工程が集まって一つの製品が出来上がります。
何処に何をおくのか、どのように整理するのか、空いている手をどう動かすのか
機械が動いていない隙間の時間。
リミットは男物が台頭する作業ユニホーム業界の中で、
隙間商品 女性ものをターゲットにしました。
工場も、販売もこの隙間をいかに埋めていけるか
一人ひとりの力が試されているのです。
0 件のコメント:
コメントを投稿