雨続きのお盆休み
孫たちと、親戚でもらったスゴロクをして遊びました。
僕はピカチュー、主役のキャラクターを選んだのは次男です。
「じやー僕はこれ」 長男は紫色の亀を選びました。
一番は、じゃんけんで勝ったお兄ちゃんからです。
とんでもない所でサイコロを振ろうとする次男をなだめながら、やっとゲームが始まりました。
ここに止まったら一回お休みだって、
「いち、にー、さん、」 お休みのコマをとばして三個進もうとするお兄ちゃんです。
「ズルしてはだめよ。」「ちがうよ。」
「たっちゃん、ゲームはね、皆でルールを守ってしないと楽しくないよ。
ルールを守ろうね」 「はい」。
創業は、従業員数名の小さな縫製工場でした。
ただ、時間から時間まで必死でミシンを踏みました。
就業規則も経営理念も無い小さな工場です。まだ会社とも言えません。
あったのは先輩からの厳しい一言。
「お喋りすると、手が止まってるよ」
「製品が汚れるよ、掃除は丁寧にしなさい」
いやいや先輩の注意を聞いていました。
やがて、工場の壁に張り出されたのは、「次工程はお客様」
仕事とは、経営とは、必死で学んでおられたのは会長でした。
小さい子供用のゲームです。
「ここに来たら一個進むよ、ここは一個戻るね」
もう一度説明してゲームを始めました。
「ひろちゃん、ちがうよ」
お兄ちゃんについにパンチをされて、なきながらゲームは終わりました。
「また、明日しようね。」
きっと、明日は今日より成長した二人に会えるはず。
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