「お魚屋さんに修行に行きなさい。」
毎朝聞いている松下幸之助語録です。
在庫を抱えた販売部署の責任者に、幸之助は伝えます。
魚は今日売れ残ると、あくる日は半値になってしまう。
今日仕入れたものは、今日売らなくてはいけない。
「魚屋は今日売れるという見通しをちゃんと立てて仕入れているで、
その仕入れのコツを勉強してきなさい」
追いかけっこの生産と販売
バブル崩壊後、長年景気の低迷が続きました。
生産が勝っているときは、在庫をいかに落とすか
無駄な在庫を積まないよう長年、販売を生産が追いかけていたのです。
でも、販売が勝ったときは如何したらよいのでしょう。
生産を販売が追いかけるのでしょうか。
「見通しをちゃんと立ててるで、」
変化の激しい時代
うっかりするとオールは流されてしまいます。
見えない岩が川底を覆っているかもしれません。
「見通しをちゃんと立ててるで、」
より高度な分析力と考え方が必要になってくるのでしょうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿