2013年7月16日火曜日

任せる


 毎月楽しみにしている 日経新聞の「私の履歴書」
六月はテンプスタッフ創業者の篠原よしこ氏でした。

淡々と語られる青春時代の思い出、結婚、海外生活、そして起業
自転車操業の苦しみや、女性だけを雇用した時代背景
でもそれらは毎回淡々と書かれているのです。

何が会社を成長させる要因だったのか
七月、新しい方の履歴書が始まっても何だったのだろう
ずーとスッキリしない思いが胸につかえているのです。

現場は毎日が勝負
今日の遅れは取り戻せない
空回りしていたある日

そうか、自分は変れない。
まして、人はもっと変えれない

6月23日の履歴書
数値目標を立てて顧客開拓をしようとする支店長達と
従来のやり方が捨てきれない社員との間で応酬が続いていた。
「ぶつかり合いこそエネルギーの源、じーと会社が新しい形に順応するのを待った」

そうか、彼女はいつも人を変えようとはされていない

信じて任せる
胸につかえていたものがスッキリした日曜日の午後でした。





2013年7月8日月曜日

歴史


「申しわけありません」
それは、テレビのニュースで報道された某化粧品会社の クレームに対するお詫びの礼でした。
記者の前に立たれた三人、一人も乱れなく背筋をただし深く礼をされる姿は、襟元を正したくなる心からの誠意が感じられる、そんなお詫びの礼でした。

1996年8月
会長の著書「極限の精神」の中に、こんな言葉を見つけました。

「売るから売れるへ、歴史を創る戦略」

販売が低調な今月は、なんとなく毎日が過ぎて行きます。
不透明な時代には長期計画をと考えても計画が出せません。
そんな日常の節々で最近歴史という言葉が脳裏をよぎります。

今月の売り上げを考えてイライラするより、リミットが五年、十年、二十年、三十年、百年と
生き残って行くには今何をすべきかを考えなくてはならないと思うようになったのです。
数字の計画ではなく良い歴史を創る努力をするのです。

現在は猛烈な営業活動で、「売る」 時代ではなく、猛烈に 「売れる」 仕組みを作る時代です。「売る」 ということは戦術ですが、「売れる」 ということは戦略です。
どうすれば自動的に 「売れる」 かという仕組みを考える知恵が問われているのです。
猛烈な知恵の勝負です。

現在のリミットには問題点がいっぱいあります。
その問題点をお客様に喜んでいただけるための努力かどうかを
常に自身に問いかけながら取り組むことが大切な事なのです。

15年前の夏の日
会長がみつめた心に、私達はどう答えようとしているのでしょう。



















































































































2013年7月1日月曜日

ジャガイモ


 ジャガイモの粒が小さい、きゅうりが出来ない

春先の寒さのせいなのか、
やっぱりマルチを敷いておけば良かった
枝摘みをしておけば良かった

今日も朝から主人はボヤキの連発です。
野菜つくりは一年、一年が勝負です。

畑を耕し、肥料を与え土を作ります。
種をまき、水を与え、草をとり、
一つ一つのこだわりが、収穫に繋がっていくのです。
でも、今年の反省を反映できるのは来年です。

ターゲットを明確にし、デザインを考え、生地を選び、色出しをし
一年はあっという間に過ぎていきます。

畑を耕し、肥料を与え土を作ります。
種をまき、水を与え、草をとり、
一つ一つのこだわりが、収穫に繋がっていくのです。

営業マンのいないリミット、
商品のみが販売の要です。

2013年6月24日月曜日

エプロン


 研修日の土曜日
企画とは違う存在の工場で働く人たち、皆でエプロンを作りました。

パタンナー泣かせのデザインばかり
画面に向かって腕組みしていたパターンナー
どんな仕上がりになるのでしょう。

下請け工場から脱皮したい、
メーカーへの夢を追って一工場の縫製社員に
サンプル作成の命が下りました。

パターンなど作った事がありません。
倉庫の片隅で、出来上がったのは紙くずの山
作ったサンプルは、一点も日の目を見ることはありませんでした。

メーカーとして独立したのはそれから数年後の事でした。

人は出来るから指示されるのではありません。
指示されるから、出来るようになっていくのです。

パターンナー泣かせのエプロンたち
アッと目を見張るできばえです。





2013年6月17日月曜日

おたる寿司屋通り


 北海道小樽で創業70年の老舗、おたる政寿司の社長さんのお話を聞きました。

終始明るく元気の良い姿は、とてもはつらつとされ
まわりの人達をも元気にしてくれます。

脳が創る世界は、自分が創る世界
楽しい世界をイメージすると楽しい世界がやってくる。
自分中心を捨てる、他人軸を中心に考える
誰を喜ばしたいのか
喜ばしたい人が見えてくると、夢が沢山出てくる

一番大切なのは顧客開発
顧客がイメージするコンセプトがブランドとなる

ずーと以前から聞いてきた企画開発のお話
他と少しも違ってはいないのに

違っているのは行動されたその事実

おたる寿司屋通りの誕生は
年に1回、魚籃観音さまをお祭りして感謝する会をやりましょう
「魚供養感謝祭」を催したのがきっかけとネットに掲載されていました。

どんな時も、自分中心でない世界がそこにありました。




2013年6月10日月曜日

足摺岬


お参りしたのは、足摺岬、38番札所金剛福寺。

資料には、弘法大師はその岬突端に広がる太平洋の大海原に
観世音菩薩の理想の聖地・補陀落の世界を感得したと書かれていました。

今朝の足摺岬は、雨。
海は白い波を荒々しく打ち上げながら、岩をたたいています。
沖は薄黒く、海と空が一緒にかすんで見えません。
天気予報では、昨日フイリッピン沖で発生した台風が接近しているとか
波はだんだん荒々しくなってきています。

幾つも見える岩には、釣竿をかざした人が岩に吸付けられるように立っています
小船は右に左に傾きながら、波に逆らって前に前に進んでいきました。

山国育ちの私にはとても想像できない姿です。
足場の悪い岩肌、大波に誘われたらどうするのでしょう。
人は波にのまれ、小船は一瞬で転覆するでしょう。

長年の経験から猟師さんは風をよむと聞いた事があります。
これ位の雨風は大丈夫、経験に裏打ちされた自信がそこにはあるのでしょうか。

厳しさの中で培ったもの
それは自信となり
やがて不動のものとなるのでしょうか。

頑固にも思えるその姿は、揺らぎない心です。











2013年6月4日火曜日

月初祭


 どーん、どーん
太鼓の音は空気を震わせ、天井を震わせ
風をおこしていきました。

1200年の歴史を伝える一ノ宮神社
静まり返った境内を波動が走っていきました。

こうして商売をさせていただけるのは、
会社が生まれた土地、産土の神様のおかげと
先代より感謝の心を、毎月一日の月初祭にお参りするようになりました。

急用で出られない社長夫婦の名代で主人と二人、何年ぶりかの参拝です。

社長の決断は右に行くか、左に行くかを決めることであって中間は無い。
懸命に分析しても答えは出ない。
「やってみなければわからないことを、やる前に決める」 というのが社長の決断だ。

サラリーマン時代は「不満」はいっぱいあったが、「不安」はなかった。
社長になって「不満」はなくなった。その代わり「不安」だらけになった。

会長は極限の精神の本に、松井証券、松井社長の言葉を引用しています。
決断の連続の中、人の力ではないものをそこにみたのです。