2008年11月17日月曜日

野菜畑


 野菜畑に、行きました。

初めて植えた白菜君、緑の葉っぱをきゅっと横に広げています。

小さなクモは葉っぱの裏に雲隠れ。
こらこら、小さな穴を開けたのは誰ですか。
黒い小さな名前も知らない虫さんは、指の中でつぶれそうです。

いつの間にか小さな草が、恥ずかしそうに顔を出しています。
恥ずかしがり屋さん、ごめんなさい。
草をとり、土を根っこに寄せました。

穴あき葉っぱも取り除き
なんだか立派な白菜君。
なんだかおしゃれな白菜君。

今夜は雨の空模様。
明日の朝、銀色の洋服を着た白菜君は
「えへん」 咳払いしているでしょうか。


●・・・ 今月の室長の言葉 ・・・●
朝日に向かって手を合わせました。見上げると紫色から橙色に、七色のオーラが外へ外へ広がっていきます。強い、暖かい光です。





2008年11月10日月曜日

私たちは、


私たちは、働くのが大好きです。
私たちは、汗を流すのが大好きです。
お日様と共に働いた後、お月様が体を癒してくれます。
土があり、山があり、そこには、生かされている事の感謝があります。

ネット社会は、私たちに大変便利な時代を与えてくれました。
目に見えないものが、有るかのごとく感じさせる事も出来ます。
実質ないものが、あるかのごとく感じる事が出来ます。
でも逆にあると思っていた物が、瞬時に消えてしまう恐ろしさを含んでいます。

2000年3月会長は、ネットワークに 「衣料業界に全面整理の時が来た。」と題して
その年売り上げ半滅になっても生き残れる道を断行しました。
「問屋が整理された時代を経てやがて過当競争の時代に入り、今後販売店の倒産が
多発しメーカーが苦しむ時代がやってくる」。
会長が予測したとおり、やがてそれは価格破壊へとつながりました。
でも、そこには商品がありました。働く人達が見えていました。

2007年、金融バブルといわれてわずか一年、私たちは目に見えないものに踊らされて
いたのでしょうか。
昨日まで業績のよかった企業が、突然倒産する例もありました。
ネット社会は私たちが目に見えないもので、経済も人も動いてしまう恐ろしさを含んでいます。
そしてまたこのネットによって今や世界はひとつにつながりました。

私たちは、働くのが大好きです。
私たちは、汗を流すのが大好きです。

働く人達が幸せな社会へと、今時代は変わろうとしていて欲しいと思うのです。





●・・・ 今月の室長の言葉 ・・・●
朝日に向かって手を合わせました。幾重にも幾重にも、鈍い光は黒い点から吐き出すように、ズズーンと体中を突き抜けます。強い、暖かい光です。



2008年11月3日月曜日

午前2時


午前2時、遠くで貨物の音が聞こえました。

山の斜面に順序良く並んでいるテレビ塔は、高さを伝える
赤いランプが点滅しています。
市内へと続く坂道、整然と青いランプが続きます。


鉄橋を、あわい光がゆっくり流れていきます。


ビルの明かりが四角い箱をかたちづくります。
光のスポットが、鋭い光を投げかけては消えていきます。
赤、橙、緑、時々に変わるのは信号機でしょうか。


カーテンを開けて見下ろした市内は、光のおわんです。


午前2時、街はいつから寝なくなったのでしょう。
午前2時、街はいつから眠れなくなったのでしょう。


光のおわんはやがて朝日につつまれ、寝不足はいつまで続くのでしょうか。
知らない間に土地も、寝不足色になっているのでしょうか。


●・・・ 今月の室長の言葉 ・・・●
朝日に向かって手を合わせました。ズズーンと太陽の光が、おなかに勢いよく飛び込んできました。強い、暖かい光です。







2008年10月27日月曜日

未来日記


未来日記を、書き始めました。

朝、目が覚めたらとても気持ちのいい朝でした。
体も快調、肩こりも足の冷えもありません。
「今日、一日頑張るぞ、」気持ちよく飛び起きました。
主人も、笑顔で体調もよさそうです。

今日は会議、
すべてが順調です。
皆から、いいアイデアが次々出てきます。
次に出す新企画のアイデアです。

午後からはカタログの打ち合わせ。
お客様に喜んでいただけるものを作りたい。
みんなの思いがひとつになりました。
また、、新しいカタログの幕開けです。

今日も一日回りの人達皆、素晴らしい幸せな一日でした。

お友達から素敵な本をいただきました。
自分が幸せになりたいと思ったら、まず幸せを実感する事、

自分が過去思ったとおりの人生を、私たちは今生きているという事。
何も疑わず、今幸せと実感する事
何も疑わず、今仕事は順調と実感する事、
何も疑わず、今お金はいっぱいあると実感する事、

何も疑わず、

自分の手の中に、私たちはあらゆる可能性を持っているのです。
それを信じて、ただ信じればよいのです。

信じたものが集まってくる世界です。
憂えれば、憂えたものが集まってくる世界です。




●・・・ 今月の室長の言葉 ・・・●
大きな大きな石がありました。何千年、何万年生きているのでしょう。石にもたれてみました。広い広い大きな心です。深い深いどこまでも深い心です。すべてを受け入れすべてをときはなしてくれる、大きな大きな石でした。





2008年10月20日月曜日

錦のお札


 錦のお札をいただきました。
おしこく、100回目のお札です。
強い信念のお札です。
厳しさに耐えたお札です。
ずっしり重いお札です。

暖かさが、やさしさが伝わってきます。

30回目の春、一緒に高野山に行きました。
納経帳は真っ赤です。
順番待ちの人達の、驚きの声が聞こえます。
いつもと変わらない表情の会長のそばで、私は鼻高でした。

あれから70回、100回目のお札です。

回数が目標のおしこくは、一寺、ひとてら、一歩いっぽになりました。
人が人がの思いは、やがて感謝の思いにかわります。
「こんにちは」、行きかう人の声が優しくおいかけてきます。

朝五時、
「松山から、宇和島、高知まで730km、これからまた出かけるよ。」
明るい声が、電話の向こうで響きます。

同行二人、
どんなに辛いときも、一人ではないのです。
弘法大師と、いつも一緒です。

そして、ご先祖様に守られている私たちです。



●・・・ 今月の室長の言葉 ・・・●
大きな大きな石がありました。何千年、何万年生きているのでしょう。石はやさしく包んでくれます。何処までも深く深く、やさしく包んでくれます。古代へとつながる石なのです。



2008年10月13日月曜日

うろこ雲


 空はどこまでも青く、青く続いています。
緑の山が台地を見下ろしています。
小さく刻まれたうろこ雲が青空の下、果てしなく広がります。

今日は日曜日。
主人の念願の畑つくりに挑戦です。
お師匠様はこの道?十年の、実家の父です。
耕運機を初めて使う主人は、腕白時代の少年のようです。

掘り起こされた土の中から出てきたのは、大きなミミズたち。
白い大きな幼虫や、名前も知らない黒い塊のようなさなぎさん。
あれあれ、飛び出してきたのは冬眠中の土色をした蛙さんです。
土の中は、知らない家族でいっぱいです。

黙々と鍬を下ろす父は、疲れを知りません。
「お父さん、ぼつぼつ、してーよ。くたびれるで」
耳の遠い父は、ただニコニコ。

幼い頃、学校の帰り道、黙々と畑を耕す人がいました。
何もいわず、ただ黙々と腰をかがめて働いている景色です。
母は、何を考え何を思っていたのでしょう。

青い空、うろこ雲、緑の台地。
耕す畑に下ろした鍬、草を採り石を拾い、また鍬を持ち上げます。
ただ無心に手を動かします。
体を動かします。

ふと見上げると、どこまでも続く青い空、うろこ雲、

「お父さん、ぼつぼつ、してーよ。くたびれるで」

さわやかな秋風が運んできたのは、思いやりの心でした。





●・・・ 今月の室長の言葉 ・・・●
大きな大きな石がありました。何千年、何万年生きているのでしょう。そーと耳をあててみました。川の流れが聞こえます。さらさらと流れる音は、ふかい深いずーと深い谷間です。シーンと静まり返った谷間です。





2008年10月6日月曜日

それから (冷たいリミット)


 小さな列車は走ります。
ただ、ひたすら走ります。
小さな振動を大きな振動にかえて走ります。

次々に変わっていく景色に、窓の枠をかえながら走ります。

回りの声も聞こえません。
過ぎ去って行く人達が手を振っています。
隣を走る列車が呼びかけます。

それでも、ひたすら走ります。
冷たい鉄の塊です。
やさしさのない塊です。

走り続ける列車は誰を乗せているのでしょう。

よくよく、見てください。
冷たい鉄の中は、春の息吹が漂っています。
やさしさのない塊は、鎧です。
お客様を、まもる鎧です。

だってほら、皆が乗っているリミット号。
誰でも乗れるリミット号です。

行き先は、季節です。めぐり来る季節です。


●・・・ 今月の室長の言葉 ・・・●
大きな大きな石がありました。何千年、何万年生きているのでしょう。そーと耳をあててみました。海の音が聞こえます。風のささやきが聞こえます。深いふかーいずーと深い、シーンと静まり返ったおとでした。