午前2時、遠くで貨物の音が聞こえました。
山の斜面に順序良く並んでいるテレビ塔は、高さを伝える
赤いランプが点滅しています。
市内へと続く坂道、整然と青いランプが続きます。
鉄橋を、あわい光がゆっくり流れていきます。
ビルの明かりが四角い箱をかたちづくります。
光のスポットが、鋭い光を投げかけては消えていきます。
赤、橙、緑、時々に変わるのは信号機でしょうか。
カーテンを開けて見下ろした市内は、光のおわんです。
午前2時、街はいつから寝なくなったのでしょう。
午前2時、街はいつから眠れなくなったのでしょう。
光のおわんはやがて朝日につつまれ、寝不足はいつまで続くのでしょうか。
知らない間に土地も、寝不足色になっているのでしょうか。
●・・・ 今月の室長の言葉 ・・・●
朝日に向かって手を合わせました。ズズーンと太陽の光が、おなかに勢いよく飛び込んできました。強い、暖かい光です。
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