2008年10月20日月曜日

錦のお札


 錦のお札をいただきました。
おしこく、100回目のお札です。
強い信念のお札です。
厳しさに耐えたお札です。
ずっしり重いお札です。

暖かさが、やさしさが伝わってきます。

30回目の春、一緒に高野山に行きました。
納経帳は真っ赤です。
順番待ちの人達の、驚きの声が聞こえます。
いつもと変わらない表情の会長のそばで、私は鼻高でした。

あれから70回、100回目のお札です。

回数が目標のおしこくは、一寺、ひとてら、一歩いっぽになりました。
人が人がの思いは、やがて感謝の思いにかわります。
「こんにちは」、行きかう人の声が優しくおいかけてきます。

朝五時、
「松山から、宇和島、高知まで730km、これからまた出かけるよ。」
明るい声が、電話の向こうで響きます。

同行二人、
どんなに辛いときも、一人ではないのです。
弘法大師と、いつも一緒です。

そして、ご先祖様に守られている私たちです。



●・・・ 今月の室長の言葉 ・・・●
大きな大きな石がありました。何千年、何万年生きているのでしょう。石はやさしく包んでくれます。何処までも深く深く、やさしく包んでくれます。古代へとつながる石なのです。



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