2011年5月8日日曜日
岩谷寺
二月、雪の中やむなく引き返した岩谷寺は、登っても登ってもその姿が見えません。
今日は会長が歩かれるお偏路路を、二人で登っています。
道沿いに生い茂る木々の間を、一歩一歩かみ締めるように登りました。
上から降りてくる人達が「こんにちは、まだまだ石段は続きますよ、気をつけて
登ってください」 声をかけて降りていかれます。
少し平らにカーブした所にいすが置いてあります。
会長はここで、衰えた足をさすって休憩されるのでしょうか。
石段の両脇に沢山のお地蔵様が、両手を合わせて多くのお遍路さんを迎えています。
石段はなおもカーブしながらお地蔵様と一緒に、上に上にすすみます。
やがて、切り立った岩肌 いいえ、岩とは言えない 今にも風で飛んでいきそうな風化
した岩山が 突如眼上に現れました。
資料には岩の中に空海は不動明王の木像と石像を刻み、木像は堂宇を建立して
本尊として安置、石像は奥の院の岩窟に祀って秘仏とし、岩山全体を本尊とした、
と記されています。
ろうそくの明かりを目印に、真っ暗な洞窟の中を手探りで登りました。
怖いくらいに厳しい、そして優しい不動明王はがっと目を見開いています。
「140回のお四国は、自分との戦い」
会長の言葉が、聞こえます。
2011年5月2日月曜日
観自在寺
どうしても確かめたくて
連休の初日、主人と二人向ったのは
お四国、四十番札所 観自在寺
町並みをぬけた交差点の奥に
山門だけが、見上げる二人の前に現れました。
石段を上りきると、お腹をぐっと押してくる強い力
山門の下には結界線がありました。
手を清め口をすすいで お堂の鐘を突きました
緩やかな上り坂の奥に、どしっりと構えた本堂
清水寺のような大きな柱
左に緑の木が茂り
その左に
はすの花に乗った観音様
夢枕に現れた光景が 目の前にありました。
見えない糸をつないでいただいた観自在寺、
すがる人を抱えるように
両腕を大きく広げて
静まりかえっていたのです。
2011年4月26日火曜日
寒い朝
今朝も寒い朝を向えました。
どうしたのでしょう
きゅうりの苗が育たない
畑に植えたオクラの苗が枯れてしまった。
主人は畑を見ながらぼやきます。
いつもなら芽を摘まなくてはいけない程、ジャガイモは成長しているはずなのに
土から除いた緑の葉っぱがなかなか大きくなりません。
どうしたのでしょう。
このまま、夏がこなかったら
そんな事を考えてみた事もありません。
そんな事がおこるはずもありません。
毎年同じように春はめぐってやってきました。
夏も必ずめぐってくるはず。
当たり前、当たり前
当たり前と思っている事がいかに多い事でしょう。
自然は、私たちに今日も問いかけているのです。
2011年4月18日月曜日
本業
厳しい経済環境が予測される中、一つ一つの経費の見直しが行われています。
仕入れをおさえ、物の使い方や方法を考えなくてはいけません。
それは、とても大切な事です。
普段から考えなくてはいけない事です。
でもそれだけで、利益が出るのではありません。
私たちはメーカーです。
物つくりをするメーカーです。
工場の使命は、生産です。
10枚出来ていた枚数を11枚出来ないか
たえず考え努力するのです。
抑えられたコストが、利益を生んでくれるのです。
それは、自力です。
自分達との戦いです。
どんな時も、本業を忘れてはいけないのです。
2011年4月11日月曜日
新入社員
縫いあがった製品に間違ったボタンホールをあけてしまいました。
このままでは製品になりません。
4月に入社したばかりの新入社員
「これをみな解きますね。」
前身ごろにステッチをきかせたかっちりタイプのジャケット。
13枚のジャケットは机の上に束ねておいてあります。
研修期間中の新入社員
二人は心配そうに見上げます。
まず、衿を半分はずしました。一枚終わったらもう一枚、
衿が外れた13枚の製品は机の上に重ねます。
さあ、今度は肩を解きますね。
ステッチは、こうして解いてね。
「はい」
時計の音がやけに大きく聞こえます。
一つ一つの工程は目標です。
一つ一つの工程は区切りです。
ひとつをやり遂げたとき
湧き上がる達成感。
小さな達成感の積み重ねが
やがて、大きな達成感につながるのです。
頑張れ、新入社員
2011年4月4日月曜日
春の日
眼下に瀬戸内の海が広がっています。
穏やかな春の日曜日
出雲大社、福山分祠の館長さんのお話を聞きました。
皆、ご先祖様に手を合わせます
手を合わせお祈りいたします
でも
天皇陛下にお会いしたいと思っても
直接お会いする事は出来ません。
侍従を通してはじめてお会いできます。
会社でも、社長さんにあいたいと思ったら
受付を通らなくてはいけません。
ご先祖様も 手を合わせばお会いできるのではないのです
お父さん、お母さん、
ご両親をとおして
はじめてあえるのです
つながる事が出来るのです。
小雪の舞う冬の日
ほうかぶりをして
黙々と麦を踏む両親の姿が、涙の向こうに見えました。
2011年3月28日月曜日
言葉
風邪のせいで、いがらぽかった声がついに出なくなりました。
伝えたい事、言いたい事はいっぱいあるのに 言葉になりません。
一日、何も話せなかった会社からの帰り道
気がつくと、
感情がないのです。
人は言葉を出すとき、先に頭で考えて言葉を出していると思っていました。
でも、言葉が出せなくなったとき感情が消えました。
人は言葉を出すから、そこに感情が生まれるのでしょうか。
思いが先ではなく、人は言葉によって
感情がコントロールされるのでしょうか。
優しい言葉を出そう
思いやりの言葉をかけよう
明るい言葉を伝えよう
元気の出る言葉を伝えよう
自分の運命をあかるく導くのは 言葉、言霊だったと知りました。
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