2010年10月18日月曜日
米寿
父が初めて話してくれた暗い、苦しい戦時中の体験談
皆が避難している防空壕から飛び出し、他の人を助けに行った
わずかな時間に焼け落ちてしまった防空壕
そんな体験を二度もした事を初めて語ってくれたのは
私が結婚してからずーと後の事でした。
救われた命がこの10月、88歳の誕生日を向えました。
多くの皆様にご縁をいただいて
今日まで生かさせていただきました。
感謝の思いで書き上げた
福徳の88枚の絵
妹たちには、大きな袋を持った優しい笑顔の大黒様
そして私は、白髪の二人が微笑んでいる
高砂の爺婆の絵をもらいました。
2010年10月12日火曜日
マラソン
体を横にくねらせ必死で上ってくる長い坂
車椅子マラソンの折り返し地点は、
延々と続く上り坂の頂上です。
斜めに傾いた車輪を抱えた両腕
前のめりの体は
小さな視野を追いかけます。
折り返しのポール
地面を見つめていた頭が
空を仰ぎました。
いつものように晴れやかな笑顔
信じた道を必死で追いかける
娘のさわやかな笑顔です。
2010年10月4日月曜日
窓
猛暑、締め切ってクーラーづけだった工場の窓を開けました。
知らない間に、はびこっていた弱い心
蔓延していた、「おらが、おらが」の自己中は
秋風とともに、雲に洗われてとんでいきます。
誰かのせいではありません。
何かのせいでもありません。
ただ、居心地のよい空間を皆で作っていたのです。
掃き清められた玄関で
「いらっしゃいませ」大きな声で言ってみました。
水打ちされた通路は
新しい風の通り道です。
怖いのは、どよんだ空気
風穴を開けるのは自分です。
2010年9月27日月曜日
80歳
何か目標を立てたら言葉に出して言いなさい
いつまでにその目標を達成するのか、宣言するのです。
出した言葉は自分への約束です。
そこから、今すべきことが見えてくるのです。
そして、目標は一つに絞るのです。
あれもこれも手を出してはいけません。
一つ達成したら、次の目標に向かっていく
一つ一つが全力投球だった過去を振り返った言葉です。
80歳、これは私の人生の節目です。
次に何に向かっていくのか
80歳の体と相談しながら決めたいと思います。
かすれた声のおくに
新しいエネルギーを感じるのです。
ひらめく頭脳は歳をとりません。
重ねる歳とともに、
ますますさえわたる会長の言葉です。
2010年9月21日火曜日
温暖化
東京大学名誉教授、山本良一先生の講演を聞きました。
やっと秋らしくなりかけた日本の気候
でも、どこまで夏が続くのかと思えるような猛暑は
つい先日まで続いていました。
豪雨で、家や土地が押し流されて行きました。
アジア地域で起きている集中豪雨による河川氾濫、
アメリカでおきた巨大ハリケーン、
イギリスでも、アフリカでも、各国でのかつて経験したことのない異常気候が
多くの現象が起きているのです。
世界で起きている異常気候
温暖化は急速な勢いで地球環境を破壊しています。
山本先生は強い口調で
「このまま何もしないで行くと 加速度的に地球環境は破壊されます」
「ただいま」
玄関を開けるといつもと変わらない我が家。
いつも遅くまで灯している
二階に上がる階段の電気を消しました。
2010年9月13日月曜日
流し台
まだ半分も埋まっていない工場の角で
全体をみわたしました。
20名のラインはミシンの音もはずみます。
どうしても持っていきたかったミシンの前につける流し台
日本では、もうあまり見かけることはありません。
自分の縫ったものがミシンから落ちないようにする為に
次の工程にスムーズに製品を渡すために
どうしても持っていきたかった流し台です。
ラインは小さなパーツを集めながら
衿がつき、袖がつき、やがて一枚の服に出来上がります。
40年以上前、
初めて座ったミシンには、どのミシンもその台がつけられていました。
時代は、大きく変化をとげました。
でも心をつなげていく流し台
どんなに時代は変わっても変わってはいけない理念です。
降り立った大阪空港は、今日も猛暑
新幹線出発時間まであと3分
「走るで、」
若い社長のあとを必死で追いかける、60歳の私です。
2010年9月5日日曜日
生活
置き薬やさんからいただいた情報誌
今回の特集は イシハラクリニック院長の石原ゆうみ先生、
その中に、こんな言葉が載っていました。
「今の時代、やたら塩分を制限されていますが、塩分というのは体が温まるので
昔はよく摂取したものです。
それで脳卒中や高血圧が多くなったわけですが、もし昔の人が塩分を控えていたら
脳卒中で死ぬ前に、体が冷えて肺炎になって死んでいたのではないかと思うのです。
冬の寒さで体が冷え、うつ病やリウマチになっていたかもしれません。
その地域の人が長年かけて作り上げてきた生活習慣、
ただ一面だけ見て簡短にくずしてはいけないとおもうのです。
そこには何か意味があるはずです。」
これから向かう福州にはどんな歴史があり
どんな生活があったのでしょう。
皆、一人ひとりに生活があり、人生があります。
どうぞ独りよがりになりませんように..。
明日の夢が一緒に見れますように・・・。
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