まだ半分も埋まっていない工場の角で
全体をみわたしました。
20名のラインはミシンの音もはずみます。
どうしても持っていきたかったミシンの前につける流し台
日本では、もうあまり見かけることはありません。
自分の縫ったものがミシンから落ちないようにする為に
次の工程にスムーズに製品を渡すために
どうしても持っていきたかった流し台です。
ラインは小さなパーツを集めながら
衿がつき、袖がつき、やがて一枚の服に出来上がります。
40年以上前、
初めて座ったミシンには、どのミシンもその台がつけられていました。
時代は、大きく変化をとげました。
でも心をつなげていく流し台
どんなに時代は変わっても変わってはいけない理念です。
降り立った大阪空港は、今日も猛暑
新幹線出発時間まであと3分
「走るで、」
若い社長のあとを必死で追いかける、60歳の私です。
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