2009年10月19日月曜日
見るべき所
ユニフオーム業界、昨年秋から売上が急激に落ち込んできました。
当社のネットにもそんな業界の様子が事細かく書いてあります。
自動車、電子、など製造業の落ち込み、はてには八ッ場ダムの建設中止問題など
ユニフオームが伸びていく要因は何一つありません。
売上が落ちていく中、在庫を抱えた企業は人員削減、工場閉鎖など
売上に似合った体質に工場再編していきます。
リミットも中国の工場から引き上げました。
生産は国内のみで小回り生産、
仕入れが減少、在庫が圧縮され資金繰りは楽になりました。
でもやがて在庫が減少、仕入れがはじまり工場が稼動しだしたとき売上は
どうなっているのでしょう。
21世紀は心の時代と言われています。
40年、働く女性を見つめ続けてまいりました。
どんなに時代が変わっても人々が求めたもの、それはやはり心の豊かさだったと思うのです。
そして今、人々が求めている物も同じ豊かさではないでしょうか。
経済が登りに向いている時、下降に向いている時の違いはあるかもしれません。
でも、どんな時代も人々の思いはひとつのように思うのです。
何か特別な物が存在する訳ではありません。
当たり前の事を、こつこつ積み上げていく事こそがどんな時代も大切なのではないでしょうか。
もし特別に思うなら、今まで見るべき所が見えていなかったのかもしれません。
2009年10月13日火曜日
大根
爽やかな秋の風に赤とんぼが戯れています。
鐘楼バッタは大きく折り曲げた後ろ足で遠くの草原に跳んでいきました。
青い空をバックに畑では冬の野菜たちが一斉に芽を出しています。
大根、人参ほうれん草、レタスにキャベツ白菜と畑では緑のラインが
追いかけっこしています。
今日は大根の葉っぱの間引き作業です。
「少し間が開くように間引きしておくれ、また二週間ぐらいしたらもう一回間引きするから」
農園主の主人は、忙しそうに長ネギの苗を植えながら指図します。
「もう一回間引きするのなら、はじめからもっと間隔をあけておけば一回で澄むんじゃない」
「いいや本にそうしなさいと書いてある。」
「・・・。」
四葉の葉っぱを抜きながら主人の言葉を思い出しました。
「小松菜はゆがいて胡麻和えにすると美味しいんだって・・
もう少し大きくなったら油揚げと一緒に油いためにしてもいいそうだよ。」
大根の成長に似合った間引きを繰り返す事で、合理的ではないけれど物を無駄にしない。
一見面倒に思えるその作業を
昔から当たり前のように行なわれてきたその仕事を
私達はエコとよぶのでしょうか。
2009年10月5日月曜日
福山城
静かな朝です。
久しぶりに福山城に行きました。
そびえる天守閣、周りには松ノ木、桜の木たくさんの木々たちが形をそろえて立っています。
大地に根を張り空を仰ぎ天に向かって高く高く伸びています。
一本一本くるうことなく伸びているのです。
天守閣につながるこの道を、今日までどんな人が通ったでしょう。
時代が通り過ぎていく中で、そびえる木々たちは何を見何を感じたでしょう。
静かに目を閉じ木と一体になってみました。
しっかりと大地に根を張り空を仰ぎ、さらに高く伸びようとする天に届こうとする
宇宙につながろうとする、でも静かに静かに立っている木々たちです。
人は何故苦しむのでしょう。
人は何故悩むのでしょう。
過去の自分を変えることは出来ません。
過去の過ちを消す事は出来ません。
うれしかった事より楽しかった事よりなお深く心に残るのは苦しみや悲しみです。
木はそれでも静かに立っています。
木はそれでも天に向かって伸びているのです。
明日に向かって伸びているのです。
ただただ、今日よりも明日へと伸びているのです。
2009年9月28日月曜日
政権交代
連日のように報道される鳩山首相のG20サミットでの声明
日本国としての首相の思いを伝えました。
国内では、群馬県の八ツ場ダムの建築中止の問題
沖縄では、米軍基地移転の問題
鳩山首相不在の中、それぞれの大臣が現地を視察されている様子を
テレビは報道していました。
それぞれの大臣が、自身の言葉で自分の思いを語っています。
「鳩山首相は、本当の首相としての働きをしているな。
自分のすべき事は何かがわかっている。
だから、大臣は大臣の仕事に専念できる。
大臣自から現地に赴き、実際の現場を見て住民の意見を聞く。
それでええんよ。それでええんよ」
いつもの主人のぼやきも少し変わって来ました。
私にはわかりにくかった政治の問題。
でも、最近わかりやすくなったと思うのは、政治に関心を持ち始めたからでしょうか
それは、私達が疑問に思う事が正しく報道されだしたからのように思うのです。
八ツ場ダムの建築中止の問題も継続して欲しい人の声、中止に賛成する人の声
それぞれの思いがわかりやすく報道されています。
政権交代は、自民党から民主党に大きく変化しました。
言葉に出す事はそこに責任が大きくのしかかります。
何もいわなければ責任もかからないでしょう。
指摘される事もないでしょう。
でも、言葉に出すから行動も変わるのです。
出した言葉に責任を持とうとするのです。
言葉は明日の自分を変えてくれるのです。
2009年9月21日月曜日
ペットショップ
ワンワン
甘えた声で出迎えてくれたのは、尻尾と頭をピンクに染めたペットショップのモデル犬です。
二度目の取材をお願いしたペットショップは
「着てみてくださいました」シリーズの総集編。
新しいターゲットに、b×cユニフオームを着てみていただこう
着て頂いた生の声をお客様に届けよう!
そんな企画がスタートして、半年が過ぎました。
高齢化社会、ますますペットブームは広がって
トリマーは動物好きの若い人たちに人気の職業。
6月の水曜日
はつらつとした若いトリマーさん達は、朝から忙しく働いておられました。
「ポロシャツはちょっと暑くてエプロンも毛がついて困りました。」
盛夏、ペット達のシャンプーやドライヤーかけに忙しいスタッフの皆さんの生の声。
「今まで着ていたエプロンは毛がつきにくくてとても良いですよ。」
お尻まで隠してくれるエプロンはポケットもいっぱい付いて 「便利でかわいい」
当然、保湿効果のあるポロシャツも喜んでいただけると思い込んでいた私です。
改めてサンプルでご提案した毛のつきにくいチェックのエプロン。
ポロシャツも、「気候もよくなり、とても着易く重宝しています。」
社長さんの声に勇気付けられた私です。
2009年9月14日月曜日
アルバム
押入れの整理をしました。
間口を塞いでいた古いゴルフ道具を取り除くと長い間日の目を見なかったのは
なつかしいアルバムたちです。
緑の畑を背に苦虫をかんだ母の横で笑顔を振りまいているのは私達姉妹です。
母の写真はどれも苦虫
笑っている写真がありません。
浅黒く日焼けした肌に刻まれた太いしわ、
落ち込んだ目の下にさらに小さなしわがいっぱいです。
お母さん、
なぜあの時わからなかったのでしょう。
なぜあの時知ろうとしなかったのでしょう。
貧しさの中にどんなに子供達の幸せを願った事でしょう。
どんなに家族の幸せを願った事でしょう。
「何か欲しいものある。どこか行きたい所がある」
病床の母に伝えた妹の声に
「何も欲しいものは無いよ。いろいろな所にお父さんと行ってとても幸せだったよ」
最後に残した母の言葉を思い出すのです。
2009年9月7日月曜日
朝日
東の空に、お日様が顔を出しました。
朝六時、眠い目をこすりながらお布団をたたみます。
一番にする仕事は会社のシャッターを開けること。
土間に水をまき、端から丁寧に掃いていきます。
清められた土間で
「おはようございます。いらっしゃいませ。」
「誰もいなくても大きな声で言いなさい。
やがて人が集まってくる会社になるから・・。」
中学校を卒業して働きながら高校に通っていた私達に
会長は夢を語ります。
「いつかきっと、自分のブランドを持ったメーカーになるよ。」
病気と闘いながら工面された給料に
会長は抱えきれない夢を渡して下さるのです。
今朝も、東の空を照らしながら朝日が昇っていきます。
あの頃と同じ朝日です。
登録:
投稿 (Atom)