2012年1月23日月曜日
二度染め
二度染めした生地
しなやかで優しいタッチは、期待通りの仕上がりです。
大好きなスタンドカラー、何でも入る大きなポケット
ウエストまである長いスリット、
年齢と共に落ちていく肩を 姿勢よく見せる肩章と
思いをいっぱい詰めこんだサンプルが縫いあがりました。
全体的には思い通り、
でも、きりっと光るものがない
ちょっと袖を通して見たいな
ちょっと羽織ってみたいな
そんな、くすぐるものがない
思い切って知り合いをたずねてみました。
近い年齢の人たち
あっという間にデザイナーです。
見つけました、見つけました
きりっと光る一言を
素朴な素朴な疑問です。
また今夜も寝られません。
2012年1月16日月曜日
明り
真っ暗だった暗闇にかすかな明かりが見えました。
仕事と戦い、人と戦い、自分と戦い
戦い続けた人生は緊張の連続です
いつも肩に力が入ります。
肩の力を抜いて一本の木になりなさい
風がふけば、ゆらり、ゆらりとゆれるのです
根っこを踏ん張り、負けないぞ、
風と戦ってはいないのです。
まけたら根っこから倒れてしまいます。
風にあわせてゆれる木は
やがて風が収まれば
また飄々とたつのです。
広がる台地のその中で一本の木になりなさい。
人もまた自然の生き物
太陽の豊かな恵みが降りそそぎます。
あるがままを受け入れた時
小さな明かりがともります。
私の命を救ってくれた教えです。
2012年1月10日火曜日
山の汁
土曜日の朝、テレビで沖縄の久米島が紹介されていました。
豊かな自然、大地に降り注ぐ雨は豊かな湧き水となって
人々の生活に溶け込んでいました。
人々はこの水を
「山の汁」とよぶそうです。
生い茂った樹木
その根をしっかり抱える大地
大地から絞り出た汁は
豊かな自然をささえます。
今年も社長の年頭の挨拶と共に 新しい年が始まりました。
私たちは働く人たちに喜びと感動を与えるユニホームを作りたい
作り続けたい、それを使命としたい。
生い茂った樹木
その根をささえる大地
大地から絞り出たしるは
心の汗です、ちの汗です。
2011年12月26日月曜日
光
NHKの番組「ようこそ先輩」で東京スカイツリーを手がけられた照明デザイナーの
戸恒浩人さんが、子供たちに照明についてお話をされていました。
子供たちがその日に食べる給食。
部屋を暗くし給食にスポットが当たります。
すると、いつもの給食が浮かび上がって見えました。
それは、高級レストランのランチのようにも見えるのです。
光には必ず影の部分と光の部分がある
戸恒さんのつくる照明は少ない光で、影の力もうまく利用するのが特徴。
心に訴える照明に多くの光は必要ない。
あらゆる事に目を向け、あらゆる事に全力をそそぎ
いつも、張り詰めていた緊張の糸が切れたのは春の頃でした。
動かなくなった右手を
必死に持ち上げながら、
リハビリは続きます。
でも、何もかもではない世界
部分にしか当たらない光
だからわかる影の大切さ
そんなあたらない光の影を
みつめる人生も
また素晴らしいと思ってもらいたいのです。
2011年12月19日月曜日
お花
前日テレビで放映されていた番組
故郷を離れて他の土地で暮らす、震災にあった子供たち
そんな子供達を勇気付けようと企画されたイベント
銭湯の壁画の書き方を、プロの人に教えてもらおう
子供達は震災前まで暮らしていた野や山
一緒に走り回った小学校の校庭
一人ひとりの思い出をつないで大きな壁画を描きました。
震災前まで、当たり前と思っていた野があり山がありました。
その時は何も感じなかった。
でも、
今あることが当たり前ではないんだね。
声を詰まらせながら、先生はお話をされました。
月曜日の朝
冷たくなった手をさすりながら、駆け込んだ工場
いつもの建物
いつもの通路
赤、紫、ピンク
休みの日に会社まで来て植えてくださった、かわいいパンジーの花達が
一段と輝いて迎えてくれます。
ただ ただ、あり難いと思うのです。
2011年12月12日月曜日
モーターショー
中国版NHKのドキメンタリー番組、フエイスを見ました。
もう一つの自動車革命
東京モーターショー、その中で異彩をはなっている車、
それはあえてエンジン技術に力を入れて開発したマツダの新型車だそうです。
エンジンの燃費率を、15%も上げることに成功したピストン
爆発を滑らかにするその技術は、加工する形状にありました。
微妙な形状を持つこのピストン、45もの工程を通ってより精密な精度を要求されます。
試行錯誤の末、目をつけたのはサンプル作成などに使われる マシニングセンターという機械
でも、一工程ずつ歯を付け替えなければならない為、ラインで流すより大幅に時間がかかります。
誰も見向きもしなかったこの機械に目をつけたのが、ライン設計の責任者
「自動車はラインで流さなければならない」
この常識をくつがえしたのです。
10工程以上を、一台でこなすマシニングセンターの改良
自動で針を付け替える交換ソフトの改良が、大幅な時間短縮を生みました。
開発責任者の人は語られます。
「皆、楽しんで仕事をしていました。これが成功したらパラダイスが待っている。」
多品種小ロットのリミットの工場。
でも、機械とは違って技術力の差は当たり前、
だからライン編成が必要です。
でもあえて、
「ライン編成が当たり前」
この枠をとりのぞいたら
どんな工場が見えてくるのでしょう。
今からわくわくするのです。
2011年12月5日月曜日
ポケット
洗濯をしているお母さん
白いエプロンの裾を引っ張り 泣いているのは妹です。
泣き虫妹の
涙を拭いた、てぬぐいも
鼻水ふいた、ちり紙も
笑顔にした、飴玉も
何でも出てくるポケットは
エプロンの脇役です。
母さんのポケットは、不思議です。
甘えん坊の妹が
怒リンボの妹が
エンエン、泣き虫の妹が
寂しがり屋の私が
すっぽり入るポケットです。
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