中国版NHKのドキメンタリー番組、フエイスを見ました。
もう一つの自動車革命
東京モーターショー、その中で異彩をはなっている車、
それはあえてエンジン技術に力を入れて開発したマツダの新型車だそうです。
エンジンの燃費率を、15%も上げることに成功したピストン
爆発を滑らかにするその技術は、加工する形状にありました。
微妙な形状を持つこのピストン、45もの工程を通ってより精密な精度を要求されます。
試行錯誤の末、目をつけたのはサンプル作成などに使われる マシニングセンターという機械
でも、一工程ずつ歯を付け替えなければならない為、ラインで流すより大幅に時間がかかります。
誰も見向きもしなかったこの機械に目をつけたのが、ライン設計の責任者
「自動車はラインで流さなければならない」
この常識をくつがえしたのです。
10工程以上を、一台でこなすマシニングセンターの改良
自動で針を付け替える交換ソフトの改良が、大幅な時間短縮を生みました。
開発責任者の人は語られます。
「皆、楽しんで仕事をしていました。これが成功したらパラダイスが待っている。」
多品種小ロットのリミットの工場。
でも、機械とは違って技術力の差は当たり前、
だからライン編成が必要です。
でもあえて、
「ライン編成が当たり前」
この枠をとりのぞいたら
どんな工場が見えてくるのでしょう。
今からわくわくするのです。
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