NHKの番組「ようこそ先輩」で東京スカイツリーを手がけられた照明デザイナーの
戸恒浩人さんが、子供たちに照明についてお話をされていました。
子供たちがその日に食べる給食。
部屋を暗くし給食にスポットが当たります。
すると、いつもの給食が浮かび上がって見えました。
それは、高級レストランのランチのようにも見えるのです。
光には必ず影の部分と光の部分がある
戸恒さんのつくる照明は少ない光で、影の力もうまく利用するのが特徴。
心に訴える照明に多くの光は必要ない。
あらゆる事に目を向け、あらゆる事に全力をそそぎ
いつも、張り詰めていた緊張の糸が切れたのは春の頃でした。
動かなくなった右手を
必死に持ち上げながら、
リハビリは続きます。
でも、何もかもではない世界
部分にしか当たらない光
だからわかる影の大切さ
そんなあたらない光の影を
みつめる人生も
また素晴らしいと思ってもらいたいのです。
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