2011年12月26日月曜日


 NHKの番組「ようこそ先輩」で東京スカイツリーを手がけられた照明デザイナーの
戸恒浩人さんが、子供たちに照明についてお話をされていました。

子供たちがその日に食べる給食。
部屋を暗くし給食にスポットが当たります。
すると、いつもの給食が浮かび上がって見えました。
それは、高級レストランのランチのようにも見えるのです。

光には必ず影の部分と光の部分がある
戸恒さんのつくる照明は少ない光で、影の力もうまく利用するのが特徴。
心に訴える照明に多くの光は必要ない。

あらゆる事に目を向け、あらゆる事に全力をそそぎ
いつも、張り詰めていた緊張の糸が切れたのは春の頃でした。

動かなくなった右手を
必死に持ち上げながら、
リハビリは続きます。

でも、何もかもではない世界
部分にしか当たらない光
だからわかる影の大切さ

そんなあたらない光の影を
みつめる人生も 
また素晴らしいと思ってもらいたいのです。




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