2009年4月25日土曜日

ミツバチ


 今世界で奇妙な現象が起きています。
突如ミツバチがいなくなった、怪奇現象。

ニュースの中、養蜂場のオーナーは答えます。

こんな事は初めて、
いつもの年なら受粉用にミツバチを、果物農家に貸し出しするのに
今年は蜂蜜が例年の半分も採れない。
外国からミツバチを輸入しないといけないけれど、世界でも同じような現象が・・。

その声は弱弱しく聞こえます。

畑の周りをうるさく飛んでいたミツバチ君、
お花の前で羽を小さく震わせながら、黒い塊のようなミツバチ君。
「うるさいな」
手ではねのけていたミツバチ君

そういえば、いつの間にか見かけなくなりました。

春になれば当たり前のように花が咲き、ミツバチや、蝶々が飛び
水をはった田んぼの中には、みずすましにアメンボウ、ひょろひょろと
固まりあったおたまじゃくしの姿がありました。

自然は私達に、多くの恵みを与えてくれていました。
それなのにミツバチの存在すら忘れてしまっていた私です。

この世からミツバチがいなくなったら多くの植物は受粉が出来ないまま
種を残す事が出来ません。
多くの植物が絶滅するかもしれません。

神様、許してください。

それでも、今日もわがままに生きている私です。












2 件のコメント:

  1. はじめて書き込みさせていただきます。
    先日、子供と公園に行きシロツメクサの四葉を探していたときに白い球状の花に近づく一匹のミツバチがいました。
    私は子供に、
    「見てごらん、ミツバチさんがご飯食べてるよ」
    と、花の中をちょこまかと動きまくるミツバチを指差して言いました。
    「花の中においしいものがあるの??」
    の問いに、
    あー、純粋な質問だなぁ
    と、私もミツバチを眺めつつ、
    「ミツバチさんはああやっておいしい蜂蜜を作ってくれてるんだよ」
    と、教えてあげました。
    何でも知ってしまった(知ったつもり??)の大人は一つ一つのことを今までの経験に基づき、頭で処理してしまう傾向にあるような気がします。
    時折、子供の行動や発言にドキリとさせられるときがあります。
    と、なんだか話が脱線してしまいましたが、
    結局、四葉のクローバー、なぜだか大量に発見しまして、計7枚!!
    幸せが続くようにとしっかり押し花にしました。。。
    また、ときどき覗かせていただきます。。。。

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  2. 書き込み有難うございました。
    いつの間にか忘れ去ってしまった純粋な心にふれた時涙があふれてくるのは何故でしょう。
    優しいお母さんと子供さんの姿が目に浮かびます。
    きっと四葉のクローバはそんなお二人に幸せを約束してくれたのですね。
    いつまでも、自然豊かな地球であって欲しいですね。

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