4歳の孫、今朝も熱が下がりません。
とんぷくを飲んでも、点滴を打っても、一向に下がる気配がありません。
「何かあったらどうしよう」
、孫の息苦しそうな口元を見ていると不安でいっぱいになってきます。
昨夜も夜通し泣いている孫、起きて看病している若いお母さん、無理しなければ良いけど
久々にやってきた娘の疲れた顔、「大丈夫しっかり寝ている、ちゃんと食べてる。」
毎日毎日、孫の事、子供達の事、会社の事、何かが気にかかります。
まるで、気にかかることを一生懸命探しているみたいです。
人は経験を繰り返し繰り返し、やがて老いていくのです。
何処までいっても何歳になっても、これで満足は無いかもしれない。
一日を見るとやらなければいけないことばかりが見えてくる
でも一生を見るとやりたいことが見えてくる。
主人が撮っていたゴルフのビデオに残された、大和証券のシーエム。
目先の事ばかりを考えて不安になるより
生きてきた人生よりはるかに短い未来かもしれない、
でも一生を見つめた時、
不安だらけの人生は大きな喜びに変ります、感謝に変ります。
生かされている事への感謝に変るのです。
「お義母さん大丈夫ですよ。扁桃腺の熱だから、
心配ばかりしていると、不安な心は移ってしまいますよ」
元気に笑うお嫁さんの笑顔が、太陽に向かってポンと後押ししてくれるのです。
0 件のコメント:
コメントを投稿