2011年5月16日月曜日

きつつき


 NHKの番組、ダーウインが来た を見ました。

今回の放送は、北海道の中央部、富良野の森にすむ日本最大のキツツキ・クマゲラ。

幻の鳥とも呼ばれ、本州では白神山地など、ごく限られた場所でしか見ることの
出来ない鳥だそうです。

手付かずの自然の残る富良野の森には、100羽ものクマゲラが暮らしています。
クマゲラは大きさも日本一なら木に穴をあける力も日本一。

スゴイのが、木を使い分ける巧みな知恵。
巣作りは「天敵が近づきづらい」まっすぐに伸びた大木、
夜休むためのねぐらは「大きなスペースが作れる」広葉樹・・・、

木を使い分ける驚きの知恵を駆使し クチバシ一本で厳しい北の自然を生き抜く
巨大キツツキ・クマゲラなのです。(NHKホームページより)

きつつきは一日中木を掘っています。
でも、木を掘ることで生活しているのではありません。
木を掘ることそのものが、生活だと番組は結んでいました。

自然は、厳しい環境の中で子孫を残すための様々な知恵を授けました。

関東大震災、自然は私たちに厳しく立ちはだかりました
でも、インタビューに答えた人達は涙をぬぐって答えます。

「必ず、復活させます」

今一番、復興の妨げになっているのは、私たちが自ら作った巨大エネルギー
なのでしょうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿