刻んだ歴史の中でいつも、リミットが伝えてきたこと
それは働く女性の方たちの笑顔への応援歌でした。
言葉は最小限に、その思いは感性に訴えてきたつもりでした。
「買ってください、売ってください」
その言葉は決して使いません。
使いたくありませんでした。
それは言わなくても、語らなくても写真が、キャッチが商品が語ってくれると
思っていました。
だから、機能よりも素材よりも、
仕事服だからとなおざりにしない
押し付けで着させられる服よりも着たいと思ってきていただける
見た目の優しさ、デザインを一番に伝えたいと思いました
でも、それは豊かな時代が生んだ産物だったのでしょうか。
厳しい時代、心だけでは訴える力が弱くなったのでしょうか。
いいえ、そうではないのです。
もっと深くもっと強く笑顔を追いかけたその時に、
見えてきたのは「貴方」です。
真に「貴方のために創りました」といえるのは
培った歴史の上に、なお若い力が積み上げたその心が、本物だからだと改めて思うのです。
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