芽を出してまもない人参の葉っぱを抜きました。
ほんのり赤く染まった根っこは人参の香りと一緒にまぎれもなく人参です。
狭まりあったかぶらも、まぶいてやりました。
根っこは小さくふくらんで何処から見てもかぶらです。
自然って不思議です。
人参は人参に、かぶらはかぶらに育ちます。
種をまく前から決まっています。
そして、人参は人参として、かぶらはかぶらとして命をつなげていくのです。
人もまた人として生まれています。
人が人として生きるとは何なのでしょう。
それは自然界の中で人間だけが許された「立つ」事だとある本に載っていました。
人間は立つために生まれてきた。
そこに人としての使命があると書かれていました。
立つとは 「上に向かって立ち上がっていく」 ということ
自然体で立つという事。
そりあがった時、人は傲慢になります。
自分以外の存在に気づき、自分が生かされ守られていることに気づく事。
そして、何よりも無力である自分を知ることにあると・・・。
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