2009年7月6日月曜日

雨の音


 ざわめく音を消してください
ひた走る車の音を消してください
電車の音、携帯の音、雑踏の音

作られた音が消えたとき、風の音が聞こえます。
葉っぱのささやきが聞こえます。
歴史をこえた木々の声が聞こえます。

ざわめく音を消してください。

本当のやさしさとは
本当の強さとは

そり落とした中に本物が見えてきます。

2000年の歴史を刻んだ神々の
鎮座するお社で
社長は、雨音の中自分を見つめる心を伝えます。

新時代への、確かな一歩を伝えます。


2 件のコメント:

  1. こちらの都合は一切関係なく突然鳴り出す携帯電話。
    理解できない不快な音を残して走りさる一部の車両。
    行きかう人々の足音、会話、、、
    日々暮らしていくにはどうしてもさけられないつくり出された雑踏の中で暮らしていかなければなりません。
    しかし、
    だからこそ、
    この時期、疲れて帰宅すると周りの田んぼで何十奏にも重なるカエルの大合唱に目を閉じて聴き入ると、なんだか体の芯まで染み渡るような心地よさを感じます。
    餌を待つツバメのヒナの鳴き声は必死に生きようとする叫びにも聴こえます。
    木々の枝を揺らす風の奏でる音やゆれる陽だまりに穏やかさを感じたりもします。
    つくられたものに晒され続けていると、自然なものに助けられるんでしょうね。。。

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  2. leoさんいつもコメントありがとうございます。
    昨日は今年になって初めて蝉のなきごえを聞きました。
    いそがしく過ぎ去る日常の中でつい季節を忘れてしまいそうになります。
    蝉はそんな私に夏の訪れを感じさせてくれました。
    leoさんが聞いているカエルの大合唱,ツバメのさえずり、風の音、陽だまりの優しさ、いつまでも自然が自然のままであって欲しいですね。

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