2008年6月30日月曜日

カナダ製の名車「ダッチ」

福山大学「びんごモノづくり村」ダッヂ・プロジェクト


  「80年前の名車復活」

讀賣新聞に大きな活字

約80年前に製造されたクラシックカーの復活を目指して福山大学の学生たちが2年前から取り組んできたカナダ製の名車「ダッチ」の修復がほぼ完了し府中市内の整備工場で最終調整に

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9月6,7両日しまなみ海道を渡って松山市入り。復元運行されている「坊ちゃん列車」と対面。

現地ではモノつくり教室や備後地方の特産品紹介も企画しており、参加する市民や企業を募集している(讀賣新聞 5月30日より)



「おーい室長,コレコレ・絣をモチーフにしたbc商品を宣伝するんじゃ」 と、副社長。




早速工学部機械システム工学科の先生に連絡。

次世代を担う子供たちに備後の良さを知ってもらいたい。

他県に出て行かなくても備後にはこんな素晴らしい企業が、産業があるんだよ。

モノつくりを一緒にする中で子供たちに考える力、作る事の楽しさを体感させてあげたい。

備後を愛し、備後で育った先生はそんな地元への思いを熱く語られるのです。




先生の直向な言葉にただただ、感動。

是非b×cのポロシャツを着てもらいたい。

そんな思いのポロシャツは、ダッチと備後モノつくり教室のマークが入り、学生の皆さんと、テレビの中で満足そう。


地元の有志の皆さんに支えられ、「ダッチ」は子供たちに夢を与えに走ります。




●・・・ 今月の室長の言葉 ・・・●
どうしても好きになれない。なんだかいやだなーて思う人がいたら試してください。○○さんだーい好き。きっと、いつの間にかその人のことが気にならなくなっているから不思議です。






2008年6月20日金曜日

チーフは大忙し


 リミットが製造販売している商品の中にセレモニー用のユニフオーム 「リフィン」が
あります。
毎年この時期、横浜で開かれる展示会。

リフィンをしょって立ってるチーフは、今日は素敵なロングヘアーを束ねて朝から荷造りに一生懸命です。
展示会も今年で4回目、過去起きた問題点を整理しながら今年は来場していただけるお客様に迷惑がかからないよう、喜んで帰っていただけるよう、細かい所に目配り気配り荷物のチェックに余念がありません。

4年前、3人の子供たちを育てながら主婦として母として大忙しのチーフは、仕事とは無縁の人でした。
そんな素人の彼女は、ただ、ただ、お客様に喜んでもらいたいその一心で走り続けました。
何もわからない所から、お客様を訪問、ひとつひとつの声に耳を傾け、思いを形にし、こつこつ積み上げてきた4年間。

そんな4年間は彼女を大きく変えました。

いつの間にか、彼女の周りには商売を離れたリフィンなフアミリィが出来上がりました。

生地を提供して下さる素材メーカーから、カタログを製作してくださるスタッフの方達。

靴やスカーフの製造をお願いしている仕入れ先の皆様。

そして何よりも、お仕事と正面から向かい合い、志を高く持ったリフィンがお似合いのセレモニースタッフの皆様。


リフィンのコンセプトは「後姿を美しく」、

一人、一人の皆様の後姿からまた多くをリミットは学ばせていただいているのです。


●・・・ 今月の室長の言葉 ・・・●
つらい時や苦しい時、自分が嫌でたまらない時、私は口元をきゅっと上に上げ笑顔で、「私、大好き」とつぶやきます。
何で自分ばかり、そんな落ち込んだときチーフは 「私はいい子、きっと神様が見ていてくださる」と思うそうです。



2008年6月16日月曜日

メーカーの役割

 
リミットは創業38年の女性の仕事服を専門に製造販売するアパレルメーカーです。

全国のユフォームの販売店に通信販売している会社です。

私たちが創業以来守り続けている言葉があります。
 
 
それは、長年リミットの社員教育を行ってくださった○○先生の指導の言葉です。
 
先生は、如何にして他社に勝つか、いかにしたら売り上げを伸ばせるかといった指導はされません。
 
なぜなら、売り上げはお客様に奉仕した結果でしかないからと教えられました。
 
売り上げが落ちるのは奉仕の心に間違いがあるのだと・・・。
 
 
時代は今大きな変化を遂げています。
 
環境問題をはじめとし人々の暮らしも大きく変わろうとしています。
 
 
どんなに時代が変わっても変わらないもの 
 
 それは、
 
「メーカーの役割は、その価値の訴求にあります。
 
その代価として売り上げがあります。」
 
 
今年の1月、初代社長から二代目社長に代わりました。
 
代は代わっても、培われてきた心は置き去りにしたくないと思うのです。
 
 
●・・・ 今月の室長の言葉 ・・・●
つらい時や苦しい時、自分が嫌でたまらない時、私は口元をきゅっと上に上げ笑顔で、「私、大好き」とつぶやきます。それでも辛いとき幼子のように大声で泣いてみます。すると、もっとおおきな心で自分を包んでくれるもう一人の自分に気づくのです。





2008年6月9日月曜日

縁結びの神様


久しぶりに、30年も昔のリミットのカタログを開いて見ました。
紺色の上着に同じ生地のズボンをはいたモデルさんが、笑顔でポーズを作ってい
ます。
太い濃い色の眉毛、青いアイラインは時代を感じるちょっと恥ずかしいメイクです。
そして、その表紙を飾っているのは大きな鳥居の出雲大社の写真です。

リミットの縫製工場のスタートは出雲市にありました。
出雲大社は縁結びの神様です。
人と人とのつながりの中に、リミットはいつも存在したい。
ご縁を大切にした会社になりたい。

リミットは、リミットの商品を売ってくださるお得意先に通信販売をしているアパレル
メーカーです。
営業がいなくて、お得意先に出向く事は今でもありませんが、カタログが営業マン
の役目と考えた先代社長は、縁結びの神様を表紙にしたカタログに

「リミットカタログ、ただ今到着いたしました」

と、メッセージをつけて送りました。

今、カタログには出雲大社の写真は何処にも見当たりません。
でも、その思いは今も社員の心の中に暖かな火をともしているのです。


●・・・ 今月の室長の言葉 ・・・●
つらい時や苦しい時、自分が嫌でたまらない時、私は口元をきゅっと上に上げ
笑顔で、「私、大好き」とつぶやきます。笑顔と一緒に、やさしい空気が流れていくのを感じるのです。





2008年6月2日月曜日

ちょっと、ちょっと


「ちょっと、ちょっと!」

今朝も社長が新聞片手に企画室へ・・・。

「見てみ、こんなのを考えんと、
これからは、物ではなく、思いや心が大切な時代だよ。   
齢はとってもいつも情報に敏感でないと、時代に取り残されるよ」
  
「はい!」

先日も新聞片手に「ちょっと、ちょっと!」
それは、透明な付箋紙が開発された記事。

「ええでー!リミットもこんなの考えてみ」
「・・・・・?」
「○○な××にしたら○○に××たものがすぐわかるケー、ええでー
セキュリティにもなるし。なあー、Mさん」と、デザイナーのMさんへ。
   
私とMさんは意味深な笑顔で、「わかりました?」

「室長、いい考えが浮かびました。
次の新商品に使えそうです」

私は心の中で  「あー、また社長に負けた」


 「ちょっと、ちょっと!」

社長は今日も朝から、企画室から事務所の間をアメーバのようにはえずり回って
いるのです。


●・・・ 今月の室長の言葉 ・・・●
つらい時や苦しい時、自分が嫌でたまらない時、私は口元をきゅっと上に上げ
笑顔で、「私、大好き」とつぶやきます。
すると、なんだかとても幸せな気持ちになるのです。