「誰からも愛され信頼されるスモックの定番」
リミットのカタログにこんな言葉で紹介されているL-6600スモック。
そもそも定番ってどんな商品の事なのでしょうか。
定番はどの様にして育つのでしょう。
ネットでは、ていばん【定番】とは。
(安定した需要があり、台帳の商品番号が固定しているところから)流行に左右されない基本的な商品。とありました
今まで私が思っていた定番商品は、10人の内7人の人に気に入ってもらえたら
その商品は定番として育っていくと思っていました。
ユニホームは大勢の人が同じ服を着なくてはいけません。
一人一人年齢も好みも体型も違う働く人達です。
その色も、もっと明るい、もっとシックな、と人によって好みが違います。
もしかしたらその商品を選ばれたのは、会社のオーナーの方かもわかりません。
では、その七人の人は、本当に100%満足してくださっているのでしょうか。
紺色は顔が引き締まって見え年齢、体型を問わず、誰もが着ておかしくないた色でした。
昔から女性の仕事着として定着していたスモックに衿をトリミングした商品は、ちょっとおしゃれに
見えました。
そして、着てみないとわからないのがパターンです。
男物から出発したユニホーム、そのパターン作りは女性の胸の厚みを平面で捕らえたものでした。
会長は、ある日大きな決断をしたのです。
リミットの商品のパターンを、すべてやりかえる。
そして、東京から著名な先生に指導に来に来ていただいたのです。
やがてトラブルを何回もを繰り返しながら、二年間の歳月を掛けてすべての商品のパターンが見直しされました。
若い人は、若さでどんな商品も着こなせます。
でも、年をとるごとに平面的なパターンは、なんだかだらしなく見えるのです。
胸の厚みを立体的に捕らえたパターンは着てみて始めてわかります。
だらしなく見えた肩から首下はすっきり、なんだか背筋が伸びた気がするのです。
デザイナーブランドはこの商品がいい、このブランドが好き、といって下さる
一人の人が100%以上満足してくださる事を目指します。
ユニホームを着てくださる人達は、年齢も体型も、好みも、一人一人違う人達です。
すべてを満足していただく事は出来ません、でも70%満足してくださったから。
そして、決定してくださる方の思いもしっかり受け止めたから。
それが、定番になるのでは、だから、定番として育ってきたのでは、。
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