2014年5月26日月曜日

追肥


 「ジャガイモに追肥をしなくては、」
毎日うわ言のようにつぶやいていた主人。

今日は、真昼の太陽を避けて夕方からジャガイモに追肥をやりました。
土よせも済ませた頃には、当たりは薄闇に包まれています。
「念願の追肥がやっと終わった」
疲れた体と裏腹に、心は満足感でいっぱいです。

あくる朝、何気なく見ていたネットのジャガイモの追肥
「二回目の土寄せの時には追肥はしません。」
収穫期に肥料が残っていると水気のあるおいしくないジャガイモになります。
肥料が切れた状態で迎えた収穫期は、葉から光合成されたでんぷんがイモに集まって
おいしいジャガイモが出来るです。

えー
何年畑作りをしているのでしょう。
何回この時期を迎えたのでしょう。
今まで何を学んだのでしょう。
過去の経験は何処にいったのでしょう。

昨夜から降り始めた雨
きっと追肥は雨と一緒に土の中に浸透して行った事でしょう。








2014年5月19日月曜日

カープ


 「何で引っ張るんじゃー
軽く当てればいいんだよ。プロなんだから
そしたら打ちたい方に玉は飛んでいくんじゃ_」

幼いころからビィビィ、ガーガー、感度の悪いラジオに耳を当てて
勝てないチームを応援していた主人は、大のカープフアンです。

野球が始まると我が家は、監督、コーチ、総出で観戦です。
「ここでよう点を取らんようじゃあ今日は負けじゃ」
主人の言ったとおりに試合は進んでいくのです。
何で主人でもわかることが選手の人にはわからないん
「そりゃ、ホームランを打とうとするけーじゃー、大振になって周りが見えなくなるんじゃ。
しっかり腕を引いて軽く当てれば玉は飛んでいく、周りもしっかり見えている。」

さらに、5月17日の読売新聞に載っていた菊池選手のコメント
打席で心がけるのは
「あてに行くのではなく、バッドのヘッドを走らせること」
主人いわく、走らせることでスピードが出るのだそうです。パンチ力がつくのです。

五月、
年、年、繁忙期は短く集中してきています。
この時期をいかに効率よくお客様に喜んでもらえるか、
「ヒーローになろうとすると周りが見えなくなる」
「しっかり腕を引いて、バッドのヘッドを走らせる事」
リミットチームの手腕が試されているのです。

毎年、なかなか上位に入れないカープ。でも、今年は首位を走っているのです。

2014年5月12日月曜日

連休明け


何をしたら良いのだろう、何をすればよいのだろう
仕事に誇りがもてない、
あてがわれている、させられている。
そんな彼らが変わったのは

忙しさ

ぐずぐずしている暇はない。自分で考える以外に、道がなかった。
行動する以外 道はなかった。
心に障害を抱えた人たちが、働くレストラン
今では、予約待ちの人気のレストランに。

床の隅々まで雑巾がけされたトイレ、
洗濯された真っ白なナフキン、小さな皺もアイロンは逃しません。
数分の狂いもなく、きちっとかけられたテーブルクロス、
磨き上げられたグラス。
その日のお客様によって、テーブルの位置もかわります。

ここが僕らのひのき舞台、お客様に喜んでほしいから
今日も一人ひとり、自分の仕事に磨きがかかります。

連休のこどもの日
お掃除の合間に見つめたテレビ番組は、
「ハートネットテレビ 僕らの夢のレストラン」

納期の迫った商品群
連休明けの明日は、さらに忙しさに拍車がかかります。
明日の一日が
どうか、いつもの一日になれますように。