呉善花さんの講演を聞きました。
呉さんは韓国生まれの方で著書「スカートの風」が、有名だそうです。
沢山のお話の中で一番印象に残ったのは
最後に力を込めてお話された日本人の持つ感性のお話です。
「韓国には有名な企業がいっぱいあります。
世界一のシエアを誇るメーカーもあります。
でもどんなに大きな会社でも、儲かっている会社でも
製品の何処かに日本製の部品を使っている。
日本の技術力は世界でも一番だ。
どんなに他の国がまねをしても作れない
それはなぜか
それは日本人の持つ心にある。
土にも、石にも自然の物すべてに、神様がいると思う。
一つ一つの物に神様がやどる、八百万の神様を信仰する日本人
そんな敬いの心で作られたものには神様がやどる。
もっともっと日本人は自信を持ってください。」
今年も一年が終わろうとしています。
車窓には葉っぱを落とした柿木が赤い実を残しています。
小枝に止ったヒヨドリが空を見上げています。
冬枯れの景色はいたる所に神様がやどっていました。
「日本に生まれてよかった」
感謝の思いがこみ上げてくるのです。
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