2013年4月22日月曜日

会話


 黒書院の六兵衛、最終回の章を涙を抑えて読んでいる時でした。
「家計簿の上手な付け方が出ているぞ。」
例によって新聞の投稿欄を読み聞かせする主人
「待って、今 六兵衛を読んでいるから」
それにはお構い無しの大声、ついに言ってしまいました。
「私の時間をとらないで・・・」

何故その会話が必要なのでしょう、
生産現場は物を動かして初めて生産出来ます。

何故、この言葉が必要なのだろう
何故この位置に製品を置くのだろう

物の置き方、束ね方、置く位置、束ねる紐の色
言葉ではなくても伝える方法はいっぱいです。

洗練された工場は、人の流れ、製品の流れも透明です。

生産現場は物を動かしてはじめて生産出来ます。
動くだけと思える現場、
機械の一部のように思える現場

でもその頭の中は、「何故、なぜ、他に方法は」
フル回転しているのです。

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