鍵穴
強かった昨夜の雨も霧雨に変っています。
曇天の空が低く広がっています。
うっすらとほの暗かった周りの景色も
いつの間にか明るくなりました。
川沿いの竹やぶ
小鳥のさえずりがきこえます。
必死で竹になろうと、うす皮を落とした竹の子が
大きく両手を広げています。
自分と戦い
仕事と戦い
病と戦い いつも戦ってこられた人生
でも、戦いは必ず敗者と勝者に別れます。
戦わなくてもいい人生
暖かで、優しくて 穏やかで
そんな明日があることが
太陽は見えなくても必ずおとずれる今日という日の
小さな鍵穴、目の前にあるのです。
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