2010年6月7日月曜日

水車


テレビで水車の映像が流れていました。
日本で唯一の水車つくりの名人、野瀬さんのお話でした。

野瀬さんは、カンボジアなど世界中で水車作りを支援する活動を行っている有名な方で、風車の神様といわれた中村さんの弟子に当たる人だそうです。

放映されていたのは、中村さんの作られた直径12メートルもの巨大な水車の修復でした。
水車のパワーを左右する最も重要な部分は、水を受け止める羽根板と受け板の角度。
川の流れにあわせて角度をかえる、それをかたどった板が形板と呼ばれ、修理などのために代々受け継がれます。

中村さんが残された修復用の板の中には、なぜか3本の線が書いてありました。

その年の雨の量や機構によって微妙に違う変化を見つけなさいの、メッセージ
だったのでは・・・。

人も時代の中で、生き抜いています。
思いも、体も心も微妙に変化していきます。

そんな心を
小さな思いを、少しでも感じ取れる人になりたいと思うのです。

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