2010年2月1日月曜日

響き

 
NHKのドキメンタリー番組を見ました。

今急増している無縁死
過去普通の生活をし
普通に暮らしていた人がなくなりました。
でも、発見されたのは一ヵ月後

一人暮らしのお年寄りの孤独死が、社会問題になりました。

でも、無縁死は誰にも見取られず亡くなって、その人の遺骨を受け取る人がいません。

子供が無く、兄弟も高齢、自然に世間との縁も薄れていきます。

番組で紹介された56歳の男性 、
留守電にはお姉さんの、「元気にしている」 の言葉が残っていました。

人が二人になると、そこには一人では考えなくてもよかった事が頭をもたげてきます。
でもそんな心の葛藤を乗り越えて、人は家族となって行きます。

あんな事言わない方がよかったのでは、
いやな思いをさせたのでは
逆に腹を立てる事もあるかもしれません。

家族が多くなれば心配事も悩みも
多くなる分増えていきます。

でも、そんな中から自然に生まれてくるのが絆です。

私たちは一人でも不自由の無い生活の中に、忘れてきたものがあったのでしょうか。

今日は日曜日
表から、子供達が遊ぶ声が聞こえてきます。
二階では、孫の泣き声が近所中に響きます。

いつまでも失いたくない響きです。


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