福州の空港に着きました。
辺りはもうすっかり暮れています。
照明に照らされた高速道路をぬけても広い道路はどこまでも続きます。
暗がりに次々と飛び込んでくる広告はテレビニュースでみる中国の映像と同じです。
福州の街には、車があふれ駐車場は込み合い、人がごった返し街中活気にあふれています。
工場のノウハウなど何も無い若い社長と、福州の総経理、土地を探し建物を修復しました。
わからないことばかり、すべてが初めての経験です。
何もかもが、つまづきの連続です。
でも、一つ一つ乗り越えるたびにそれは経験を越えたノウハウになっていきました。
そして、明日からよいよ機械の設置です。
ミシンの組み立て
日本からやってきたベテランのミシン修理の社員も組み立ては初めてです。
いろいろな場面問題点を想像し、道具もそろえてもってきました。
同行した若い社員は未知への挑戦です。
一週間後、彼はどんな経験をし、どんな壁にぶつかり、どんなノウハウを身に着けるのでしょう。
福州の夜は、一気に黒い塊になりました。
何も無いからこそ蓄えられる大きな袋は、大きな口をあけて待っているのです。
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