「コンピューター上では、在庫が1枚あります。もう一度倉庫を探してみてください」
十五年前のある日、受注部門から配送センターへの電話です。
「ありました。」
コンピューターは嘘を言いません。
1+1は、必ず2になる世界。
入力間違いをしない限り、数字が違うはずがない
「人は間違いをするが、機械は絶対に間違わない」 それが会長の持論でした。
まず、私たちはコンピューターが出した答えを信じたのです。
そこから、徹底した確認作業が始まります。
入力ミスはないか、間違い出荷はないか、すべての工程にチェックが入ります。
徹底した在庫管理は、徹底した納期管理の源です。
お客様に、安心して売っていただけるシステムの追求。
「お客様に売るシステムより、お客様に売れるシステムをつくる」
どこまでも、「お客様に喜んでいただきたい」
それは、信念ともいえる会長の強い思いだったのです。
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