2008年10月27日月曜日

未来日記


未来日記を、書き始めました。

朝、目が覚めたらとても気持ちのいい朝でした。
体も快調、肩こりも足の冷えもありません。
「今日、一日頑張るぞ、」気持ちよく飛び起きました。
主人も、笑顔で体調もよさそうです。

今日は会議、
すべてが順調です。
皆から、いいアイデアが次々出てきます。
次に出す新企画のアイデアです。

午後からはカタログの打ち合わせ。
お客様に喜んでいただけるものを作りたい。
みんなの思いがひとつになりました。
また、、新しいカタログの幕開けです。

今日も一日回りの人達皆、素晴らしい幸せな一日でした。

お友達から素敵な本をいただきました。
自分が幸せになりたいと思ったら、まず幸せを実感する事、

自分が過去思ったとおりの人生を、私たちは今生きているという事。
何も疑わず、今幸せと実感する事
何も疑わず、今仕事は順調と実感する事、
何も疑わず、今お金はいっぱいあると実感する事、

何も疑わず、

自分の手の中に、私たちはあらゆる可能性を持っているのです。
それを信じて、ただ信じればよいのです。

信じたものが集まってくる世界です。
憂えれば、憂えたものが集まってくる世界です。




●・・・ 今月の室長の言葉 ・・・●
大きな大きな石がありました。何千年、何万年生きているのでしょう。石にもたれてみました。広い広い大きな心です。深い深いどこまでも深い心です。すべてを受け入れすべてをときはなしてくれる、大きな大きな石でした。





2008年10月20日月曜日

錦のお札


 錦のお札をいただきました。
おしこく、100回目のお札です。
強い信念のお札です。
厳しさに耐えたお札です。
ずっしり重いお札です。

暖かさが、やさしさが伝わってきます。

30回目の春、一緒に高野山に行きました。
納経帳は真っ赤です。
順番待ちの人達の、驚きの声が聞こえます。
いつもと変わらない表情の会長のそばで、私は鼻高でした。

あれから70回、100回目のお札です。

回数が目標のおしこくは、一寺、ひとてら、一歩いっぽになりました。
人が人がの思いは、やがて感謝の思いにかわります。
「こんにちは」、行きかう人の声が優しくおいかけてきます。

朝五時、
「松山から、宇和島、高知まで730km、これからまた出かけるよ。」
明るい声が、電話の向こうで響きます。

同行二人、
どんなに辛いときも、一人ではないのです。
弘法大師と、いつも一緒です。

そして、ご先祖様に守られている私たちです。



●・・・ 今月の室長の言葉 ・・・●
大きな大きな石がありました。何千年、何万年生きているのでしょう。石はやさしく包んでくれます。何処までも深く深く、やさしく包んでくれます。古代へとつながる石なのです。



2008年10月13日月曜日

うろこ雲


 空はどこまでも青く、青く続いています。
緑の山が台地を見下ろしています。
小さく刻まれたうろこ雲が青空の下、果てしなく広がります。

今日は日曜日。
主人の念願の畑つくりに挑戦です。
お師匠様はこの道?十年の、実家の父です。
耕運機を初めて使う主人は、腕白時代の少年のようです。

掘り起こされた土の中から出てきたのは、大きなミミズたち。
白い大きな幼虫や、名前も知らない黒い塊のようなさなぎさん。
あれあれ、飛び出してきたのは冬眠中の土色をした蛙さんです。
土の中は、知らない家族でいっぱいです。

黙々と鍬を下ろす父は、疲れを知りません。
「お父さん、ぼつぼつ、してーよ。くたびれるで」
耳の遠い父は、ただニコニコ。

幼い頃、学校の帰り道、黙々と畑を耕す人がいました。
何もいわず、ただ黙々と腰をかがめて働いている景色です。
母は、何を考え何を思っていたのでしょう。

青い空、うろこ雲、緑の台地。
耕す畑に下ろした鍬、草を採り石を拾い、また鍬を持ち上げます。
ただ無心に手を動かします。
体を動かします。

ふと見上げると、どこまでも続く青い空、うろこ雲、

「お父さん、ぼつぼつ、してーよ。くたびれるで」

さわやかな秋風が運んできたのは、思いやりの心でした。





●・・・ 今月の室長の言葉 ・・・●
大きな大きな石がありました。何千年、何万年生きているのでしょう。そーと耳をあててみました。川の流れが聞こえます。さらさらと流れる音は、ふかい深いずーと深い谷間です。シーンと静まり返った谷間です。





2008年10月6日月曜日

それから (冷たいリミット)


 小さな列車は走ります。
ただ、ひたすら走ります。
小さな振動を大きな振動にかえて走ります。

次々に変わっていく景色に、窓の枠をかえながら走ります。

回りの声も聞こえません。
過ぎ去って行く人達が手を振っています。
隣を走る列車が呼びかけます。

それでも、ひたすら走ります。
冷たい鉄の塊です。
やさしさのない塊です。

走り続ける列車は誰を乗せているのでしょう。

よくよく、見てください。
冷たい鉄の中は、春の息吹が漂っています。
やさしさのない塊は、鎧です。
お客様を、まもる鎧です。

だってほら、皆が乗っているリミット号。
誰でも乗れるリミット号です。

行き先は、季節です。めぐり来る季節です。


●・・・ 今月の室長の言葉 ・・・●
大きな大きな石がありました。何千年、何万年生きているのでしょう。そーと耳をあててみました。海の音が聞こえます。風のささやきが聞こえます。深いふかーいずーと深い、シーンと静まり返ったおとでした。