リミットグループのブランドの中に、セレモニーの司会をする方のユニフォーム、
「リフィン」があります。
業界のリサーチを重ね、一般の方の声を聞き、アンケートをとり、業界の未来を模索し
ながら、2年かけてたち上げたブランドです。
4年前のその日、企画室ではリフィン立ち上げの最終段階を、迎えていました。
途中、社長(現会長)から、私の元に電話がかかりました。
「素材は、今の工場が少し背伸びをすれば扱える位の生地を、選びなさい」
「はい、そのつもりです」
結果、選んだ生地は、落ち感とドレープ性のある、最上級の柔らかい生地でした。
縦、横、少し触っただけで、どちらにでも動いてくれます。
洗脳されたのは、専務(現社長)の一言でした。
「リフィンは業界の、憧れとなるようなウエアで、頂点を目指す。
この生地は、それにふさわしい生地なんだろうね。」
この後、工場と、生地との戦いが始まったのです。
それはまた、工場の新しい歴史の始まりでも有りました。
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