2008年4月21日月曜日

ポケット、「いる?」「いらない?」



今春、新発売のb×C商品、
肩章のついたメンズブルゾン (bc_1130)は、スレンダーでカッコいい、
社内でもとっても好評。
社長の即決で男性社員のユニフォームに。

なのに、
「今まで着ていたサイズより、小さい」 「ポケットが胸にしかないので、使いにくい」...。

確かに今までのユニフォームなら、ゆとりがいっぱいあって動きやすく、
お腹のでっぱりも気にならなかった事でしょう。
ポケットも いっぱい付けて、何でも入りますよ、便利ですよ、が売りでした。

でも、b×Cのコンセプトは、一般衣料の持つ「デザイン性」と、
仕事服としての、「機能性」の融合です。

時としてそれらは、相反する結果を生み出します。

過去に何度も、カッコいいユニフォームを造ろう、と試みました。
でも、結果 「ユニフォームなのだから」、といつも機能性を優先させてしまっていた私。

デザイナーは答えます。
ゆとりを入れると、スタジアムジャンバーになってしまいます。
ゆったり着たい人は、一段サイズの大きいのを選んで欲しい。
ポケットも、いっぱい無いからカッコいい。

サンプル注文いただいたお客様からの、要望もありました。
「デザインはとても、気に入っている。 だけど、ポケットがどうしても欲しい。」

ならば、デザイナーが納得いくポケットをつけてみよう。
結果、少し浅めで、ひょっとしたら入れにくい位置に付いているかもしれませんが、
イージーで脇ポケット付きも、対応することに致しました。

b×Cは「ユニフォーム」ではなく「仕事服」。
シンプルでカッコいい、街に着て出ても、誇らしい仕事服。

リミットの社名のコンセプトは、「接点」
「カッコよさと、仕事服」、
この接点をb×Cは見つめていきたいと思います。


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