2012年6月25日月曜日

鍵穴


 強かった昨夜の雨も霧雨に変っています。
曇天の空が低く広がっています。

うっすらとほの暗かった周りの景色も
いつの間にか明るくなりました。

川沿いの竹やぶ
小鳥のさえずりがきこえます。
必死で竹になろうと、うす皮を落とした竹の子が
大きく両手を広げています。

自分と戦い
仕事と戦い
病と戦い  いつも戦ってこられた人生

でも、戦いは必ず敗者と勝者に別れます。

戦わなくてもいい人生
暖かで、優しくて 穏やかで
そんな明日があることが

太陽は見えなくても必ずおとずれる今日という日の
小さな鍵穴、目の前にあるのです。

2012年6月19日火曜日

かなう


 夕ご飯の仕度を手伝ってくれながら娘がこんな話をしてくれました。

それは、今日聞いたセミナーでのお話

「人は言葉で人を作っているんだって」
「そうだね、言霊って言われるもんね」

「人は口でしゃべるよね
その口の横にプラス(+)とマイナス(-)を重ねると
はく(吐く)と言う字になるよね。

人は言葉を吐く事によってしゃべっている
でも、吐くからマイナスを取ると
何と言う字になる。」

「叶う・・・?」

「そう、夢が叶うになるんだよ
プラスの言葉が夢をかなえてくれるんだって」

お母さんには夢がある?
マイナスの言葉はプラスを消してしまうよ

末娘の優しい、やさしい助言です。

2012年6月5日火曜日

菜の花列車


 鉄道が大好きな孫のために撮っていた録画番組
NHKの、小さな旅 
千葉いすみ鉄道、菜の花色をした「菜の花列車」の旅を見ました。

赤字の鉄道会社が公募したのは自費700万円払っての運転手
小さな頃からの夢を実現したくて50歳を過ぎてのチャレンジは
夢を追い続けた鉄道マニアの人達の第二の人生でした。

毎日新しい出会いがあり、
沿線の景色は日々変っていきます。

四季を感じながら走る列車
デスクワークでは感じなかった新鮮な空気
人の命を守る緊張感と一緒に
毎日が感動の連続なのでしょうか。

沿線を守る地域の人達と一緒に
菜の花色した列車は
春をガッタンガッタン走り抜けていきました。

素敵な言葉で終わった小さな旅

いくつになっても変る事のない夢
夢があるから
今日も走っているのです。