蒲郡の温室みかん農家が、テレビで紹介されていました。
木につける実の数、成長過程にあわせた絶妙な温度管理、水やりの時間、量
細かく管理された蒲郡のみかん。
甘くて美味しいみかんは、一般の路地みかんよりも二ヶ月も早く出荷されるのだそうです。
昭和40年代、みかんの価格大暴落で全国のみかん農家が栽培を止めて行きました。
そんな中、先祖から受け継いだみかん作り、「止めるわけにはいかない」
危機をチャンスに変えたのは、地域ぐるみで取り組んだハウス栽培だったのです。
取材に行った俳優さんは
「みかんを厳しく管理して育てていらっしゃいますが、本当にみかんを信頼しているし、
みかんが好きという思いが伝わってきました。
みかんと生産者の人の間には、信頼関係があるかのようです」
信頼されたみかんは、信じたとおりのみかんになろうと努力しているのでしょうか。
人もまた信頼された時、必死で信頼に応えようと努力が始まるのでしょうか。
出来ていないことを不満に思う前に
まず信じてみよう。
その為にすべき事を忘れているのでは・・・。
甘くて美味しいみかんは、厳しい自己管理の中で培われていたのです。
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