2011年3月28日月曜日

言葉


 風邪のせいで、いがらぽかった声がついに出なくなりました。

伝えたい事、言いたい事はいっぱいあるのに 言葉になりません。

一日、何も話せなかった会社からの帰り道

気がつくと、
感情がないのです。

人は言葉を出すとき、先に頭で考えて言葉を出していると思っていました。

でも、言葉が出せなくなったとき感情が消えました。

人は言葉を出すから、そこに感情が生まれるのでしょうか。

思いが先ではなく、人は言葉によって
感情がコントロールされるのでしょうか。

優しい言葉を出そう
思いやりの言葉をかけよう
明るい言葉を伝えよう
元気の出る言葉を伝えよう

自分の運命をあかるく導くのは 言葉、言霊だったと知りました。



2011年3月22日火曜日

有難い


 「津波がきます、逃げてください にげてください」
ラジオから聞こえる町役場の避難の呼びかけをききながら
必死に逃げ切ったと語られていたご婦人

やがて町役場は、その声と一緒に津波にのまれていきました

中国からの研修生を高台まで非難させ
引き返した専務は水の中の人になりました。

東日本巨大地震からあっという間に10日が過ぎました。

連日報道されるニュースは瓦礫の山を写しています。
本当にこんな事があったのだろうか。
悪夢を見ているのでは、嘘のような現実です。

被災に合った人たちが語られる

家も、会社もすべてなくなったけど
命があっただけ有難い

有難い、ありがたい

つらい苦しい現実の中で

涙をぬぐいながら語られるのです。





2011年3月14日月曜日


 恐ろしい事が起こりました。
これが事実とは思えない現実でした。

時に、自然は恐ろしい力となって私達を襲います。


それでも必死で生きていたい。
生きのびていきたい。


明日を信じて
明日あることを信じて
今日も両手を合わすのです。



2011年3月7日月曜日

法要


 法要で、お説教を聞きました。

例に出されたのは、パナソニック創業の松下幸之助氏

入社試験のお話
筆記試験を受かり最終面談に残った人たちに
幸之助氏から最後の質問

「あなたはこれまでの人生、運が良かったですか、悪かったですか」

人にはそれぞれ、いろいろな悩みがあります。
思い通りにならない事ばかりです。

でも、運が悪かったと答えた人は不合格になりました。

気がつかない間に私たちは、いっぱい不満をかかえてしまいます。
でもそれは自分が発信した結果です。
いやな事の原因は実は自分にあったと気がついたとき
それは感謝に変わっていくのです。

自分が今ここにいる事に感謝した時
自分は運が良かった、幸せだと思えるのです。

法要の鐘の音は
小さな振動となって
いつまでも耳の奥で鳴り響いていました。