2008年4月28日月曜日
工場変革 1
リミットグループのブランドの中に、セレモニーの司会をする方のユニフォーム、
「リフィン」があります。
業界のリサーチを重ね、一般の方の声を聞き、アンケートをとり、業界の未来を模索し
ながら、2年かけてたち上げたブランドです。
4年前のその日、企画室ではリフィン立ち上げの最終段階を、迎えていました。
途中、社長(現会長)から、私の元に電話がかかりました。
「素材は、今の工場が少し背伸びをすれば扱える位の生地を、選びなさい」
「はい、そのつもりです」
結果、選んだ生地は、落ち感とドレープ性のある、最上級の柔らかい生地でした。
縦、横、少し触っただけで、どちらにでも動いてくれます。
洗脳されたのは、専務(現社長)の一言でした。
「リフィンは業界の、憧れとなるようなウエアで、頂点を目指す。
この生地は、それにふさわしい生地なんだろうね。」
この後、工場と、生地との戦いが始まったのです。
それはまた、工場の新しい歴史の始まりでも有りました。
2008年4月21日月曜日
ポケット、「いる?」「いらない?」
今春、新発売のb×C商品、
肩章のついたメンズブルゾン (bc_1130)は、スレンダーでカッコいい、
社内でもとっても好評。
社長の即決で男性社員のユニフォームに。
なのに、
「今まで着ていたサイズより、小さい」 「ポケットが胸にしかないので、使いにくい」...。
確かに今までのユニフォームなら、ゆとりがいっぱいあって動きやすく、
お腹のでっぱりも気にならなかった事でしょう。
ポケットも いっぱい付けて、何でも入りますよ、便利ですよ、が売りでした。
でも、b×Cのコンセプトは、一般衣料の持つ「デザイン性」と、
仕事服としての、「機能性」の融合です。
時としてそれらは、相反する結果を生み出します。
過去に何度も、カッコいいユニフォームを造ろう、と試みました。
でも、結果 「ユニフォームなのだから」、といつも機能性を優先させてしまっていた私。
デザイナーは答えます。
ゆとりを入れると、スタジアムジャンバーになってしまいます。
ゆったり着たい人は、一段サイズの大きいのを選んで欲しい。
ポケットも、いっぱい無いからカッコいい。
サンプル注文いただいたお客様からの、要望もありました。
「デザインはとても、気に入っている。 だけど、ポケットがどうしても欲しい。」
ならば、デザイナーが納得いくポケットをつけてみよう。
結果、少し浅めで、ひょっとしたら入れにくい位置に付いているかもしれませんが、
イージーで脇ポケット付きも、対応することに致しました。
b×Cは「ユニフォーム」ではなく「仕事服」。
シンプルでカッコいい、街に着て出ても、誇らしい仕事服。
リミットの社名のコンセプトは、「接点」
「カッコよさと、仕事服」、
この接点をb×Cは見つめていきたいと思います。
2008年4月14日月曜日
それぞれの思いを乗せて
今日は朝から花粉の舞うどんよりとしたお天気。
花粉症と診断されたSさんはテイッシュ片手に新商品の打ち合わせです。
今年はリフィンをスタートして4年目、全体に少し時代に取り残されている商品もあり、改めて全商品見直しです。
また、b×cも二年目に向けて奮闘中です。デザイナーのMさんは、今年はONとOFFだと張り切っています。
リミットも、長年見つめてきた電子関係の工場に提案したい商品があります。
それぞれの思いを乗せて、2009年新商品号が、スタートをきりました。
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