28年間、リミットを支えてくださった古参の社員さんが退職されました。
創業以来、初めての定年退職者です。
玄関のドアを開けると応接間を改造した事務所に、わずか五人の小さな会社。
隣の部屋では子供達の遊ぶ声が響きます。
会長は玄関に背を向けて一生懸命パソコンとにらめっこです。
入社は、本格的に通信販売に業態転換の過渡期でした。
やがて、福山市に新築した日本生命ビルに入居
広い事務所に会長と二人。
その仕事は
会長の夢を聞くことでした。
小さな会社で、大きな仕事
それは、コンピューターを駆使した「喋らない商売」システム
納期を守らないから、断りを言わなければならない
品質が悪いから、断りを言わなければならない
うれないから、買ってくださいと言わなくてはならない
「入金していただかないと、コンピューターが動きません。」
沢山の名言の影に、時代を生きた彼女の存在は
リミットの母体を支えて行ったのです。
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