2011年11月7日月曜日

神在祭


 シーンと静まり返った砂利道を一歩一歩かみ締めて歩きました。

還暦を迎えた妹に誘われて、初めて集った神在祭
砂浜には溢れんばかりの人達です。
神事の様子は見えません。
でも照明が消され、太鼓の音と共に
海辺に押し寄せる波の音が大きくなりました。

ご到着された神々は御使神「龍蛇神」さまをご先導として
出雲大社まで御神幸されるのだそうです。

目には見えない「神事(かみごと)」を司られる「大國主大神」が鎮座される出雲大社で
人々の"しあわせ"の御縁を結ぶ会議「神議(かみはかり)」がなされるのだそうです。

今年は、浜から大社まで歩いての御神幸は中止されましたが、
歩道は、大社に向かう人達で行列がつづいていました。

奉迎の神迎祭
初めて体験した滝行

白衣をまとった二人に
白い玉砂利は、シャリシャリと音を立て
二人の後を追いかけてきます。

神事の終わった大社は、怖ろしいほどの静寂の世界でした。





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