2011年2月28日月曜日
プロフェッショナル
NHK、ドキュメンタリー番組 「プロフェッショナル」 を見ました。
魂のデパ地下、情熱の売り場と題した番組
苦戦が続く百貨店業界の中で、一年前にオープン
二割近くの売り上げを伸ばした とあるデパートの地下食品売り場
そのフロアの開発責任者を、カメラは追いかけていました。
低迷を続けていたデパ地下、
ゼロからの出発を誓った彼がまず一番にした事
それは
フロアの床磨き
ふと気がつくと、フロアにかがんで掃除をしているのは彼だけでは有りませんでした。
「売り場に魂を」
責任者自ら売り場に立つ
作り手の思いを共有する
共に商品を売っていく仲間
売り場に商品が並ぶだけではなく
そこに魂がこめられなければ決して成功しない
オリジナルの商品開発に加えて、それを売り込んでいく販売員たちの改革だ。
リミットも、
魂をこめて作った商品
情報化の時代に
魂をこめて売っていくのです。
2011年2月21日月曜日
納期
工場の中は様々な商品が縫われています。
お客様からすでに注文をいただいている商品
倉庫に入ってお客様の注文を待つ商品、
それぞれの商品の行き先は違っています。
でも、
生産現場は一つ一つの商品に納期があるのです。
生地が裁断され、縫い上げられ、プレスされていきます。
一つ一つの工程に、一人ひとりに納期があるのです。
それは、私たち一人ひとりが持つコストです。
時間と共に発生するコストです。
黙々と働いた八時間
「お疲れ様」
夕日を背に
皆の笑顔が輝いて見えるのです。
2011年2月12日土曜日
理想
理想とするのは
皆が黙々と仕事をする工場です。
語らなくても、しゃべらなくても
必要なものが必要なときに
整然と出来上がる工場です。
なぜこの動作が必要なのだろう
なぜこの会話が必要なのだろう。
そぎ落としそぎ落とし
磨かれていくのは技術です。
そぎ落とし、そぎ落とし
研ぎ澄まされていくのは
こころです。
貴方に向う心です。
2011年2月7日月曜日
すずめ
柔らかな光がさしこむ 穏やかな朝でした。
突然の電話は、ご恩のある方の訃報の連絡でした。
側にいるとふるさとに帰った気がする
お母さんのにおいがする人でした。
多くの方に幸せになってもらいたい
いつも人のことばかりを考えている方でした。
お悔やみへの帰り道
空は青く澄んでいました。
川はきらきら輝いていました。
冬枯れの木にすずめがとまっています。
小さな体を震わせながら
皆でおしゃべりをしています。
いつもと変わらない
いつもと変わらない一日が 今日も始まっていました。
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